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2020年7月14日

今週も引き続き、独立行政法人 国際協力機構JICA 熊倉百合子さんへのインタビュー。

~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
今週も、独立行政法人 国際協力機構ICA

栃木デスク 国際協力推進員 熊倉百合子さん


お話を伺っていきます。

JICA(ジャイカ)は、日本の政府開発援助(ODA)を
一元的に行う実施機関として、
開発途上国への国際協力を行っている機関です。

熊倉さんも、かつては
青年協力隊としてインドネシアに派遣。
もともとは野外キャンプ団体にも参加しており、
そこでは子どもたちへのアウトドア指導、
また、教員資格も取得し、教員としても活動していました。
そんな中、関心・興味がある分野で活動したい。と
30の年で青年協力隊に応募しました。


実際に活動を行ったのは、青少年活動。という部門。
インドネシア・現地の教育委員会に派遣され、
学校に通えない子供たちに向けて、
教育の環境作りを目的に、現地9施設を巡っていました。

実際に足を運んでみて、
「お金がない国」ではなく「貧富の差が激しい」という
「途上国」の実態を目の当たりにした、熊倉さん。

当初は生徒をはじめ、現地の先生を含め、
誰もいなかったり、
勉強施設がない場所からもスタートしました。

しかし、日本に関心を持ってくれた人たちと
交流を深めていくにつれ徒が増え、
次第に現地の先生たちも集まってくれるようになりました。
生徒がいない場合は、自宅に声かけを行い、
生徒を集めることもあったそうです。
話を聞くと、先生たちに技も教える術がないことを知り、
生徒だけでなく、先生たちにも指導法や、
教育に関する技術を教えました。


現地の公用語はインドネシア語。
派遣された島では、地域の言葉、
いわゆる「部族語」が主流。

村の中では部族語なので、
覚えるまでは会話が成立しなかったことも。
その他、宗教の違いの生活習慣に慣れることにも
一苦労。

でも、その時間も過ぎてみれば、
すべてが楽しい・良い思い出もたくさんだった。と。
今では「第二の故郷」ともいえる場所になったそう。

右も左もわからないなか、
たくさん助られた経験の恩返しに、
今でも日本で困っているインドネシアの方を助けています。
JICAの海外協力隊に参加した人たちには
海外に貢献した後、日本に戻って
地元や地域でも、海外で活動した経験を生かして、
活躍できる人材になってほしい。と
熊倉さんは、願っています。


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