[番組情報]2020年12月8日
今週も引き続き、栃木県香港事務所 鈴木憲典さんにお話を伺いました。![]() 今週も引き続き、 栃木県香港事務所 鈴木 憲典(すずき・としのり)さん に お話を伺いました 鈴木さんは9月30日に香港入りし、 2週間の強制隔離を経て、 10月13日から業務を開始しました。 香港に駐在しているというメリットを生かして、 県内企業へのお手伝い、情報発信をしてきます。。 ![]() ○栃木県企業の海外展開への支援や、 栃木県産品の海外への販路拡大に関しての影響。 本県でも出店を予定していた、 THAIFEX、FOODEXPO、 International Wine & Spirits Fairが 延期され、本県ブースの出展を取りやめるなど、 県内の事業者様にとって 商談の機会が失われるなど大きな影響がでています。 〇コロナの感染拡大を受けての マーケットのニーズの変化について。 ここ香港のマーケットで言うと、 ①昨年の2019年、 延べ229万人の香港の方々か日本を訪れました。 日本にも行きたくても行けない彼らは、 個性豊かで安心安全な 日本食品を購入したいという意欲があります。 ②巣ごもり消費の拡大に伴って ニーズに変化が見られます。 商品としては、 ご家庭で、簡単に調理できるものが好調なようです。 日本と同様で、新型コロナの感染拡大のため、 自宅で簡単に調理できる乾麺や 調味料などの食品が好調です。 スーパーなどでは、売り場面積が拡大傾向。 また、コロナ以前からの傾向で、 コロナの感染デリバリーや テイクアウトが好調であることから、 そのような業態へ提案できる商品が好調。 と、鈴木さんは話します。 ![]() 〇栃木県で行う予定だった商談会が、 オンラインで商談会を開催しました。 栃木県からは特産品である、 イチゴを加工した商品を扱う加工品メーカー、 即席めんメーカー、酒蔵など 主に県内の加工食品業者19社が参加しました。 商談会に参加したバイヤーは タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、香港の 5か国・地域のバイヤー11社。 香港事務所では主に、 香港内の小売店への販路を持つ商社2社を選定し、 県内事業者10社のZoomを利用した オンライン商談等を緊密にサポートしました。。 当初は栃木県で行う予定だったため、 食品サンプルなども事前に送りました。 各事業者からバイヤーに対して、 各社が新規の輸出や販路拡大を検討しているイチオシの商品、 例えば、本県の特産品であるイチゴを利用した商品、 無添加無着色の健康に気を使った商品、 家庭で簡単に調理できる商品などを提案し、 バイヤーからは、 商品の賞味期限、発送方法や温度の管理など 実際に取引した場合の具体的な事項等について 質問があるなど、熱のこもった商談が繰り広げられました。 今後の展開に期待を感じたそうです。 ![]() ○今後の、栃木県香港事務所の取り組みについて。 ・今回初めての取り組みとして オンラインを活用した 商談会のサポートをさせていただきました。 事業者様からは、現地に訪問できないにも関わらず、 バイヤーから現地の情報を収集することができた、 次につながる商談となったなど、 好意的なご感想をいただいたところです。 香港事務所といたしましても、 今回の商談をフォローすることはもちろんのこと、 ウィズ・アフターコロナを見据え サンプルの送付・試食などのリアルと、 オンラインを組み合わせた、商談機会の創出など しっかりと対応していきたいと考えています。 ![]() |
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