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TOKI CHIC RADIO 05:00~05:30
2025/5/3 05:25/Self Control/Yiquan
皆さん、こんにちは。
スタッフの堀です。
今日の【かぬまにあ】では
鹿沼市粟野に鎮座する尾鑿山 賀蘇山神社に行って、
明日23日(日)に開催する獅子舞例大祭について
尾鑿山獅子舞保存会 大橋 俊一さんに
お話を伺ってきた様子をお届けしました。
以前番組内でもご紹介いたしました
尾鑿山 賀蘇山神社は、創建の詳しい時期は不明ですが、
日本三代実録(六国史:平安時代に編纂された歴史書)に
その名が記されている由緒ある神社です。
霊山尾鑿山の峻厳な雄姿を形にうつし、
高貴な黒地であらわし、御神威は黄金に輝き、
家内安全・運気隆昌、ますます黒字で商売繁盛、
諸願を成就すると言われる黒だるまを始め、
背丈を越える大きな杉の切り株で有名なこちらの神社では
毎年この時期になると、
伝統行事である獅子舞例大祭が行われます。
獅子舞例大祭は、
雌獅子と2頭の雄獅子で取り囲み3頭で舞うもので
遥か江戸の頃より200年以上続いている入粟野を代表する行事です。
秋の例祭に奉納される尾鑿山の獅子舞。
尾ざく地区の獅子舞と下五月地区の獅子舞の二流があり、
栃木県に広く分布する関東型と呼ばれる一人立三匹の獅子舞で、
前座的芸能としてなかば芸能化した杖術がついています。
地元の言い伝えによると、
この獅子舞は日光輪王寺が四本竜寺といった時に、
その建立のため地祭りに招待されて舞ったのがはじめてで、
この時に下賜されたのが現在使用している
「菊と桐と木瓜の紋入りの旗」だといわれています。
村の人々の健康や交通、家内安全や五穀豊穣を願って行われるという事です。
昔から代々続くお祭りなので、私たちの代で途絶えさせることのないように
後世の人にも伝えていきたい、と大橋さんは言っていました。
伝統ある行事だからこそ、
それを後世に伝えると言うのは時折プレッシャーになることもあるけれど
それ以上に自分たちが任された責任感とやりきった後の充実感で
とてもやりがいがあると仰っていました。
尾鑿山 賀蘇山神社 獅子舞例大祭は
明日23日(日)に開催されます。
獅子舞の後は、太々神楽も行われますので
皆さんぜひ見にお越しください。
大橋さん、どうもありがとうございました。
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尾鑿山 賀蘇山神社
栃木県鹿沼市入粟野713
TEL:0289-86-7717
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