[週刊かぬまジャーナル]2012年9月29日
秋の祭典・鹿沼ぶっつけ秋祭り特集 第1週目毎年10月に開催されるこの“鹿沼ぶっつけ秋祭り” 江戸時代より200年以上も続く 鹿沼市を代表する伝統行事の一つに数えられ、 去年の来場者は、なんと30万人を数えました。 現在では国指定重要無形民俗文化財にも指定されていてます。 ![]() …………………………………………………………
![]() “鹿沼ぶっつけ秋祭り”でお祭りの顔ともいえる彫刻屋台。
30人~50人もの男たちが、 威勢のいい掛け声とともに押していくこの彫刻屋台は 世界遺産にも登録されている事で有名なあの日光東照宮を作った 彫刻師たちの手によって彫られた、と聞くと…驚きですよね!! 見るからに複雑で 幾重にも絡み合うように彫られた彫刻によって彩られる彫刻屋台。 その絢爛豪華な姿から別名“動く陽明門”とも呼ばれている所以は この辺りから来ているのでしょうか… さて、絢爛豪華な彫刻屋台が、 鹿沼市内を練り歩き、掛け声とお囃子とともに進んで行く様は圧巻です。 このお祭りの見所は、 何といっても高さが4メートル近くに達する彫刻屋台なのはもちろんですが、 実はそれだけではなくて、屋台を引く人たちにも注目して欲しい、との事。 まず、彫刻屋台は鹿沼の市街地を進んで行きます。 道はもちろん真っ直ぐではなく、途中曲がり角にぶつかると 屋台の向きを変えなくてはいけません。 その際、“きりん”と呼ばれる道具を使って方向転換するわけです。 重さが2トンにも達する彫刻屋台をそっくりそのまま持ち上げ、 ぐるりと向かいたい方向へと向ける。 その時の若い衆たちの掛け声がとても威勢がよくて、見ごたえアリとの事。 そして、彫刻屋台同士が向かい合うお囃子の演奏合戦“ぶっつけ” 相手のお囃子の音色に負けじと、自分の町のお囃子を響かせます。 お囃子が競演する様は迫力と活気が漲り、見所の一つとなっています。 今年は25台もの彫刻屋台が 勇壮なお囃子の演奏とともに鹿沼市街地を練り歩きます。 僕たちも当日は勇壮なお囃子の演奏と迫力満点な彫刻屋台を 見に行きますので皆さんもぜひ一度迫力あるお囃子の演奏と 彫刻屋台を見に足を運んでみて下さい。 美野輪さん、今日はどうもありがとうございました。 ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ *鹿沼ぶっつけ秋祭り* 開催日 10月6日(土)、7日(日) 初日(土)は彫刻屋台による今宮神社への 「繰り込み」・「繰り出し」が行われます。 (繰り込み:お昼12時30分頃~ 繰り出し:午後5時30分頃~) 2日目(日)は「マーチングバンド」や「みこし」などの 『市民パレード』が行われた後、 彫刻屋台が、古峯原宮通り(通称お祭りロード)を 一斉にパレードします『屋台パレード』。 開催時間 午前10時から午後9時 [雨天決行] 御問合せ 鹿沼ぶっつけ秋祭り実行委員会 (鹿沼市観光交流課)TEL0289-63-2303 まちの駅 新・鹿沼宿 TEL0289-60-2507 ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ |
皆さん、こんにちは。
スタッフの堀です。
今週の【かぬまにあ】では
待ちに待った鹿沼市の秋の祭典
“鹿沼ぶっつけ秋祭り”について
今年の当番町 銀座1丁目の美野輪さんに
お話を伺った様子をお届けしました。