[週刊かぬまジャーナル]2012年12月1日
鹿沼そば味比べ![]() まず初めに僕たちが訪れたのは、
鹿沼市内から車を西へ走らせること約40分。 古き良き日本の原風景が広がる下永野にある“そばの里 永野”さん。 自然豊かな里山の中にあり、街中と違って空気が違います! 一度深呼吸してみると本当に美味しい!! こちら“そばの里 永野”の大森さんは、 「鹿沼そば振興会」会長を務めていらっしゃっていて、 話を伺っているだけでも鹿沼そばに対するこだわりや 愛情が伝わってくるようでした。 近所のお母さん方によって 地元永野に伝わる伝統のそば打ちを受け継ぎ、 おふくろの味が楽しむことができますよ! ![]() そんな僕たちが頂いたのはボリュームたっぷりな五合そば!!
とにかく量がすごい!! でも、味わいがとてもさっぱりとしていて美味しく頂いちゃいました!! ![]() まだまだ食べたりない僕たち。
大森さんから教えてもらい、車を北へ走らせること約1時間。 鹿沼市草久にある“そば食房 一庵”へと訪れました。 店名の「一庵」は“いおり”と読みます。 そんな一庵さんは一見すると古民家のような佇まいで 煙突からは白い煙が立ちあがり、冬の空へと溶けていきます。 時間の流れが急にゆったり感じられる そんな心地よさと共に店内に入ると、 まず目に入るのは真紅の色鮮やかな大きな野点傘。 木の質感をそのままに何とも趣のある空間に心がホッとするかのようでした。 せっかくなので大きな野点傘の下に腰を下ろし、 さっそく一庵さんのお蕎麦を頂きました。 ![]() 頂いたのは“ニラかけそば”。
店主の星野さんによれば こちらの蕎麦はあえて荒目に挽いたそば粉を使用しているとの事。 少し噛み応えがある蕎麦は噛むたびに蕎麦の風味が鼻にスーッと抜け、 多くの方が2度3度と足を運ぶそうです。 温かいつゆで身も心もほっこりです。 また、絶品だったのが星野さんが手作りで出しているこんにゃく。 通常のこんにゃくとは全く異なり、すごく柔らかいんです!! その食感に思わず驚きました。 ポン酢の酸味との相性も絶妙であっという間に平らげてしまいました!! お腹も心も満タンになりました。ごちそうさまでした!! 鹿沼市は、西北部の奥深い山々を流れる綺麗な水と豊かな土壌に恵まれています。 そこで育てられ、昼と夜の寒暖の差のある秋を経てから、刈り取る完熟のそば。 旨みを損なわないよう丁寧に挽かれた極上のそば粉と、 清らかな水を合わせ丹念に打たれたそばが“鹿沼そば”は絶品です。 鹿沼は古くから麻の生産量が全国第1位であり、 麻を刈り取った後に栽培されたそばは、特に“うまい”といわれています。 “鹿沼そば”は第一にそば粉と水が良く、コシと香りが良いのが特徴です。 鹿沼産玄そばを扱う認証店10数店が一同に会す「そば天国」。 皆さんも各店が自信と誇りを持って提供する「鹿沼そば」を食べ歩きしながら、 自分好みのそばを探してみて下さい。 きっと自分にあったお蕎麦が見つかるはずですよ! “そばの里 永野”の大森用子さん “そば食房 一庵”の星野茂さん どうもありがとうございました!! ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ “第6回 そば天国 鹿沼そば味比べ!” 日 時:12月1日(土)、2日(日) 時 間:1日(土)10:00~15:00 2日(日)9:30~15:00 開 場:鹿沼市花木センター 住 所:栃木県鹿沼市茂呂2086-1 電 話:0289-76-2310 アクセス:▽JR日光線鹿沼駅(シャトルバス運行) (東京から70分、仙台から100分)新幹線利用宇都宮乗換え 東京-宇都宮(乗り換え)-鹿沼 仙台-宇都宮(乗り換え)-鹿沼 ▽東武日光線新鹿沼駅(シャトルバス運行) (浅草から80分、JR新宿駅から90分) ▽東北自動車道鹿沼IC (鹿沼ICから10分) “そばの里 永野” 住 所:栃木県鹿沼市下永野1314 電 話:0289-84-0078 時 間:11:30~16:00 休 日:月~金曜(祝日を除く) “そば食房 一庵” 住 所:栃木県鹿沼市草久132-3 電 話:0289-74-2227 時 間:11:30~14:30、17:30~20:00 休 日:木曜日 ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ |
スタッフの堀です。
今週の【かぬまにあ】では
今日これから開催される【第6回そば天国“鹿沼そば味比べ!”】について
鹿沼の美味しいおそばを頂きながら、お話を伺ってきました。