ここからメインメニュー

  • お知らせ
  • 番組情報
  • リクエスト メッセージ
  • プレゼントに応募
  • DJ パーソナリティ紹介
  • DJ パーソナリティ
  • コンサート
  • 番組表
  • PODCAST

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

NOW ON AIR

OH!HAPPY MORNING 10:00~10:10 

JUST LISTENING

過去の曲検索

2025/5/12 10:00/大迷惑/ユニコーン

親なきあと対策セミナー
親子で楽しく!餃子クッキング
radikoユーザーアンケート調査
ベリーグットリップ春夏2025
TRAFFIC SAFETY CAMPAIGN
無事故無違反チャレンジ
ベリテンライブ2025
お仕事ナビ
生コマ
ラジオCMしませんか

[チャレンジing Photo]

2016年9月13日

【甲子園の夢】


この夏、日本中が歓喜に沸いたイベント

「リオデジャネイロオリンピック」。

しかし、栃木県では、それ以上に

盛り上がり、涙したイベントがあった。

それは、夏の全国高校野球大会。

つまり、「甲子園」だ。

作新学院の54年ぶりの全国制覇は、

栃木県民の誇りであり、大偉業として、

県民が涙した。

しかし、甲子園で活躍したのは、

作新学院の野球部だけではなかったことを

皆さんはご存知だろうか・・・

その男もまた、甲子園に夢を抱き、

日々、励んできた男。

彼のダイナミックな動作と、

見る者を納得させる力強い発声は、

間違いなく、甲子園という筋書きのない

ドラマが生まれるに必要不可欠な存在。

その重要なポジションとは「審判」。

目立ってはいけない。

それでいて、1つのミスで、

ゲームの流れが、

いや、人生が左右してしまうほど、

責任重要なポジションと言うのは、

決して大袈裟な言い方では無いだろう。

そんな仕事に誇りを持ち、

甲子園と言う夢の舞台に足を運んだ男。

彼の名は「松本敏弘」。

笑顔がよく似合う、男だ。
彼は学生時代、甲子園を目指した高校球児という

歴史を持つ。

しかし夢かなわず、涙の引退。

卒業後は、自慢の体力・ガッツを活かし、

地元の消防士として働いていた。

もちろん、野球が好きなことには変わりはない。

土日は仲間と草野球。

家に帰れば常にテレビはプロ野球。

ただ、ただ、何か物足りなかった。

甲子園を目指し、死に物狂いで練習に励んだ

あの学生時代の熱いものが・・・

そんな時、仲間の結婚式で、昔の先生に再開した。

その先生は野球においての恩師。

彼は言った・・・

「なんかまた、熱い野球がしたい。」

すると恩師は一言。

「じゃあ、やれば良いじゃん。
 審判員として甲子園を目指せ。」

その一言で彼は新たな夢ができた。

「審判員として甲子園に出場する」と。

それから彼は、高校生の試合があるたびに、

審判をしに足を運び、練習、そして経験を積んだ。

そして今年の夏、彼は栃木県の代表として

甲子園出場の切符をつかんだ。
さらに、作新学院の全国制覇の年に審判ができるという

運命。

那須塩原に帰った今、甲子園でのことを振り返る。

「初日は眠れなかった。でも、夢のようだった。」

そして、これからも彼は変わらぬ思いで野球を愛していく。

高校球児のようなキラキラとした目の輝きで。

2016年9月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
前の月   次の月
PODCAST
那須塩原市