[番組後記]2014年4月19日
「とて馬車」と「とて焼」★![]() そこにいたのは真っ白な馬と御者の大脇さん。
馬の名前は「銀次郎」。年は5歳。 人間の年にすると20歳くらいだといいます。 3歳の頃に北海道からやってきた「銀次郎」は、とてものんびり屋さんで 馬車を牽くのにとても適した気立ての子だと、優しい口調で大脇さんは話してくれました。 元々は塩原の交通機関だった「トテ馬車」ですが、定期バスが走るようになると 観光客を楽しませる乗り物に姿を変え、昭和40年代の最盛期には26台もの「トテ馬車」が塩原を盛り上げていたと言います。 しかし今ではこの、大脇さんと銀次郎が走らせる1台限り。 ![]() でも大脇さんはこう話してくれました。
「物心ついた時には馬がいた。馬を忘れることは出来ない。馬が好きなんです。」 銀次郎への溢れる愛情を感じさせてくれました。 そして「トテ馬車」に揺られながら街並みを眺めると、通いなれたはずの温泉街が いつもとは違う姿を見せてくれました。 車で通り過ぎるだけじゃ気が付かなかったもの。 こんなところに、こんなお店があったんだ。 箒川で釣りを楽しむ人たちも見つけることが出来ました。 のんびりと走る馬車から見える物は、新しい発見ばかり。 ![]() そして、走りながら大脇さんが話してくれたことも新しい知識となりました。
「トテ馬車」の「トテ」 何故「トテ」と言われるようになったのか。 昔は馬車を走らせながら、案内のために吹く真鍮のラッパがあったそうで、リズムをつけて吹くその音が「トテートテトテトテー」と聞こえたことから、いつしか「トテ馬車」と呼ばれるようになったそうです。 温泉街を「トテ馬車」で巡り終えた後には、「とて焼」を食べるため塩原バレーライン沿いにある「今井屋製菓」を訪れました。 こちらのお店の「とて焼」は「ふんわりロールとて」という、自家製あんこと生クリーム、蒸し生地の饅頭に抹茶寒天などが巻かれた饅頭屋さんの「とて焼」。 ![]() アリス、念願の「とて焼」。早く食べたくてしかたない様子でした。
そしてこちらのお店では、長年塩原に住むというあばあちゃんからお話を聞くことが出来ました。お茶を振る舞いながら、お客様とのお話を楽しむおばあちゃん。 「とて焼」を楽しむのはもちろん、こうやって食べながら地元の人達とお話をしたり、観光客の方とコミュニケーションできるのも、この「とて焼」の魅力なのかもしれません。 ■乗車料金 大人1,000円 子供500円 幼児300円(2歳以上) トテ馬車停留所間の1往復料金です。 片道利用や途中下車される場合も同一料金です。 ■遊覧コース 門前(湯仙峡前)~古町(県営駐車場) ■出発時間 10時~15時(集合、お集まりしだい随時運行します) ※天候、馬の状態その他の事情により運休の場合があります。 また、乗り合いになりますのでご承知ください。 ■お問い合わせ先 塩原温泉観光協会 0287-32-4000 ![]() |
「とて焼」を食べるのなら、その原点でもある「トテ馬車」に乗るべきだと言う眞善。
今回はそんな2人の意見から、「トテ馬車」に乗車するため塩原温泉郷の
源三窟向かいにある駐車場にやってきました。