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デイリーフライヤー 13:00~13:30
2024/5/17 13:18/プール/スピッツ
百貨店だけでなく、あるビール工場でも、電動車いすは試飲禁止としているところがあります。なぜこのような事が起きるのか。それは、警視庁が作成した『電動車いすの安全利用に関するマニュアル』の中で、『飲酒等をして電動車いすを利用することは絶対にやめましょう。』と書いていることが大きな原因だと思います。これに当てはめると、電動車いすの人は、外では一切飲酒してはいけません、という事になっちゃいますよね。先程も言ったように、身体障害があって、電動車いすを利用している人は、電動車いすなしでは移動ができません。因みに、道路交通法では、車いすは手動であっても、電動であっても『歩行者』とみなされています。なんか矛盾してますよね~。だって飲んだ後、歩いている人に、飲酒禁止!って言わないでしょ。
まあ、飲酒の話は、この位にしてですね~。実は最近この栃木県内でも、ある商業施設で、『電動車いす入店禁止』的な事を言っちゃってるところがあったんです。そして、その案内には、『店指定の車いすに乗換えて下さい。』という続きが。『乗換えて頂ければ、すみますから~』的な、安易な考えでは絶対にダメです。ココは強く言わせて下さい。車いすは、身体の一部なんです。足と一緒なんですよ。現実的な話ではないですけど、『入口で店がご用意した足に履き換えて下さい。』って言っているようなもんです。でも、こうした事って、なにも悪意を持って言っている訳ではないんですよね。車いすや障害に対する、知識や認識の間違い、が大きく影響していると思います。だからこそ、この番組を通して、より多くの人に伝える事って、すごく大事だな~と改めて思いました。そして、こうした事を伝える時、『怒り』を込めて話すのではなく、逆にすると良いんです。
どういう事かというと・・・ 怒り。平仮名で逆から読んでみて下さい。りかい。そうです!怒りではなく、理解してもらえるように伝えること。コレ大事ですね。なんか金八先生みたいに締めになってしまいました。