[RBZリポート]2015年7月21日
いよいよ!那須烏山の「山あげ祭」![]() そもそも「山あげ祭」とは・・・?
今から450年前、永禄3年(1560年)に当時疫病が大流行し、時の烏山城主那須資胤(なすすけたね)がこの災厄を避けるため、牛頭天王(ごずてんのう)を八雲神社(やくもじんじゃ)にお祀りしました。その祭礼には、当初奉納余興として、相撲や神楽獅子等が行われていましたが、やがて「山あげ」で常磐津所作を取り入れるようになり、今日のような全国でも類を見ない絢爛豪華な野外歌舞伎になりました。この「山あげ」は、6町内が年番で行っていて、毎年7月の第4土曜日を含む金・土・日の3日間開催されます。 山あげ祭は、国重要無形民俗文化財です。 更に、平成26年3月、「烏山やまあげ行事」がユネスコ無形文化遺産に登録申請されました。 そして、常磐津の三味線にのって町の踊り娘たちが、美しい舞を披露する、日本一を誇る野外劇、それが山あげ祭です! ところで、山あげ祭の「山」は何でできていて、どのように上げられているのでしょうか・・・? 山の骨格は竹です。竹を網代状に編んだものの上に、和紙を幾重にも貼り重ねて作ります。和紙は、一枚一枚、山あげ祭の成功を祈りながら貼っていき、使用する和紙は数千枚とも言われています。和紙が特産の烏山だからこそできるのですね!こちらの屋台の上の鶴と鯉は、ハリカづくりと言って和紙でできています。近くで見ると和紙とは思えないほど立派で圧倒されますよ! ![]() 山は所作狂言(おどり)の背景で、観客の前に据えられた舞台から道路上 約100mの間に大山・中山(滝山)・前山・館・橋・波など遠近よく配置され、若衆の一糸乱れぬ団体行動の中、見事に山があげられます。木頭の檜山さんによると、この瞬間がまさに見どころ!これを見ないと意味がない!というぐらい、見逃せない迫力満点のシーンになるそうです。
そのシーンは、山あげ会館内にある、実際の5分の1スケールのミニチュア野外歌舞伎でも確認できます。写真に映っているのは、その様子を語ってくれる名物ロボットの かんすけじいさんです。 ![]() ちなみに!今年は那須烏山市が「市制10周年」!
記念すべき年に、山あげ祭にも貴重な見どころがあります。 それは・・・今年は、野外歌舞伎の新しい芸題「乗合船」をはじめて披露されるそうです! 今年観にこれるお客さんはラッキーですね☆ お祭り期間中はさまざまなイベントが予定されているそうで・・・ 山あげ会館前広場のイベントでは、檜山さん考案の美味し~い♡「烏山山あげ牛」を販売されるそうです!ステーキ肉やスライス肉など、どれも綺麗で美味しそう~!! 売上の一部が山あげ祭りの若衆の一部になるそうです。今後も長~く山あげ祭を楽しむために美味しく貢献できるなんて嬉しいですね♪ ![]() 檜山さんに、お祭りのほかにもおすすめの観光スポットを教えて頂きましたよ~!
それは・・・JR大金駅前に4月にオープンした「ナスカラ市場」 こちらは、先にご紹介した烏山山あげ牛や、手作りの品、地元の特産品などがギュギュッと集まったお買いものスポット☆山あげ祭と合わせて要チェックです♪ 最後に檜山さんから、山あげ祭への意気込みをお話し頂きました! 楽しんでいただけるよう、1年前から準備を進めてこられたそうです。気合十分に伝えて頂くなかで・・・皆さんに楽しんで頂きたい!ぜひ、観に来て、そして、俺の写真を撮ってコンテストに出して♪と、木頭らしい堂々のコメントを頂きました☆ 更に!檜山さんからサプライズプレゼントが!! 楽天市場で烏山山あげ牛をご購入される際に、備考欄に「RADIO BERRYを聞いた」とコメントを残してお買い上げされた方には、なんと!烏山山あげ牛を5%引きして下さるそうです☆☆ さすが木頭!太っ腹です☆ 山あげ祭りは、7月24日(金)25日(土)26日(日)の3日間、那須烏山市で開催されます。 お祭り期間中は、大変な混雑が予想されますので公共交通機関のご利用をお願い致します。 JR烏山線の烏山駅が最寄り駅です。 また、山あげ会館から烏山運動公園と県合同庁舎までの無料シャトルバスも運行予定ですので、ぜひご利用下さい。 山あげ祭りの素晴らしさは、ご自身で体感して下さいね♪那須烏山市の「山あげ祭」を見逃すな☆ ![]() |
どうも♪大好きな季節は夏!!な、ユッキーこと水間有紀です。
梅雨も明けていよいよ夏本番!夏といえばお祭りですよ~!という事で、24日から始まる「山あげ祭り」を勉強しに那須烏山市にあります山あげ会館に行ってきました!
山あげ祭といえば、栃木県を代表する大きなお祭りで、地車に乗ったガマや歌舞伎舞踊のイメージですが、詳しくはどんなお祭りなんでしょうか?
しっかり学んで山あげ祭りを120パーセント楽しんじゃいましょう!
今日、お話しを伺いましたのは、山あげ祭りの中心となる、およそ100名の若衆のリーダー 木頭の 檜山 敏大(ひやま としひろ)さんです。
男の中の男!!という感じの堂々として勇ましい方で、ワイルドさにドキドキしちゃいました♡