[たかね・ざ・わンダフル]2012年10月3日
ついに……御料牧場にお邪魔しました☆今回は、番組一周年記念企画といたしまして、御料牧場にお邪魔しました。
![]() 御料牧場とは、皇室で用いられる農産物を生産している牧場で、普段は立ち入ることはできません。
よくニュースなどで、皇太子ご一家が御料牧場でご静養されていると報じているのを目にしますが、 その御料牧場は高根沢にあったんですよ! この御料牧場、高根沢町と芳賀町をまたぐように位置していて、 大きさは何と東京ドームおよそ54個分ということです! 中にあるのは、厩舎、乳牛舎、豚舎、羊舎、鶏舎などの家畜を育てる施設、 それらを加工する食肉加工所、野菜などを栽培するそ菜圃場などがあります。 また、外交団接待にも使われていて、年に一度140か国の在京外国大公使を招待しています。 馬車、乗馬、サイクリング、散策等、牧場を一日楽しんでいただく行事です。 さっそく御料牧場の中を場長の櫻井さんに案内していただきました。 まず向かったのは厩舎。 ![]() 厩舎には毛並みの美しい立派な馬が揃っていて、
馬車をひく馬と、人を乗せる馬として調教をし、選抜された馬が皇居に持って行かれます。 そして、高等教育を受けた末、大切な式典などで使われます。 今まで見たことの無いぐらい大きな馬がいると思ったら、馬車をひく馬だそうで、 170cm 800kgもあということです。 続いて向かったのはそ菜園。 ![]() 牧場全体の広さは東京ドーム54個分というのに、意外と小さな1ヘクタールの畑が広がっていました。
見渡せる範囲に、多くの種類の野菜が植えられていました。 野菜の旬は、1週間から10日しかないため、少しの量を何回にも渡って植え、 細く長く収穫できるよう育てていくそうです。 ![]() そして最後に、食肉用の家畜が育てられている西側の地区を見学させてもらいました。
家畜が病気などにかかるといけないので、車の中から見学しました。 ここで育てられている羊は園遊会などで振る舞われます。 羊の肉は宗教に関係なく食べられるので、世界各国の方をもてなす際のメインディッシュとして使われます。 普段立ち入ることのできない御料牧場を見学させていただき、とても貴重な機会となりました。 「私も御料牧場の中を見てみたい」と思った方、なんと今月17日水曜日に「御料牧場見学会」が行われます。 希望する方は、高根沢町歴史民俗資料館(TEL:028-675-7117)にお申し込みください。 定員60名になり次第、募集を締め切りますので、ご希望の方はお早めに電話してみてください。 ![]() |