[番組で紹介した情報]2024年8月30日
『こどもにやさしい防災』 |
2024年8月23日
『夏休み明けに 気をつけたいこと…!』もうすぐ 子ども達の 夏休みも終わり…ですが、
長期の休み明けは、学校への“行きしぶり”や 不登校のキッカケが生まれやすい時期と言われていますよね。 その理由は、お子さんによって 様々ですが…、 今日は、お子さんからのSOSに 早めに気付いて、 どう向き合ったらよいのか、パパママの 基本的な心構えを チェックしてみたいと思います。 ::: お子さんから「学校に行きたくない」と言われると パパママは ちょっとドキッとしてしまうかも知れませんが、 まずは お子さんの体調や 表情の変化を 見逃さないようにすること、そして、 お子さんの話に しっかり耳を傾けることが 大切です。 学校に行きたくない理由を ハッキリ言葉で 説明できる子も いる一方で、中には、 「おなかが痛い」「頭が痛い」など 体調不良として 訴える子も、多いと思います。 そんな時には、無理をせず、ひとまず学校を休ませて、 できれば病院で、まずは 体の異常がないか、 確認してあげましょう。 ::: そして、症状の回復を待って、 お子さんから じっくり話を聞くのがオススメです。 問い詰めるのではなく、お子さんの言葉に 共感しながら・受け止めて…。なかなか話せなくても、 『話したくなったら教えてね』と伝えたり、 『学校に行きたくなったら、いつでも送っていくよ』と 伝えたりして、お子さんに“寄り添う姿勢”を見せましょう。 ::: そして、「学校に行きたくない理由」には、 実に 様々な理由や シチュエーションがあると思います。 “休み明けで なんとなく億劫”…というようなものから、 クラスメイトとの ちょっとした 不仲やトラブル…、 勉強がつまらない、勉強についていく自信がない… など。 「いじめ」のような 深刻な理由なら なるべく早く 学校へ相談する必要がありますが、 そうでない場合には、例えば パパママからの ちょっとした声掛け…、『今日はパパと一緒に 登校してみようか?』と提案したり、『失敗しても大丈夫。 今日一日だけ がんばってみない?』といった一言で、 気持ちを切り替えられる お子さんも 多いそうです。 お子さんの気持ちを 受け止めつつ、 少しでも気持ちがラクに・楽しくなるような、 そんな声かけが できるといいですね。 ::: また、「一度休ませると そのまま 不登校になってしまうかも?」と心配になるかたも 多いと思いますが、良くないのは、 不登校になることではなく、お子さんが 家でダラダラ・不健康に 過ごしてしまうことです! 学校を休ませる場合も、お子さんが 健康的な生活を送れるように、寝る時間・起きる時間・ 食事の時間など、生活リズムは崩さないように サポートしましょう! ::: …夏休み明けから2学期にかけては、学校行事が多かったり 学習内容が深まっていくこともあって、 子ども達にとっては プレッシャーやストレス 増えやすい時期! 子ども達からのSOSを 見逃さないように、 パパママ、周りの大人たちも しっかり見守っていきましょうね。 |
2024年8月16日
『好奇心は どう育つ?』子どもは“好奇心のかたまり”と 言われますよね♪
お子さんから「なんで?」「どうして?」と たくさん聞かれて 困ってしまった~という パパママも 多いと思います。 でも、そうした好奇心…「知りたい!」という 知的好奇心は、その後の知識の積み重ねや、探求心、 学習意欲にも 大きく関わってくるもの! 今日は、そんなお子さんの 知的好奇心を高めるコツ、 大人ができるサポートについて 考えてみたいと思います。 ::: いちばん 大事なのは、 お子さんがもった「疑問」に、丁寧に向き合うこと。 お子さんから「なんで?どうして?」と聞かれたら、 その質問に 正しく答える必要はありません! お子さんと一緒に考えてみましょう。 例えば、逆に「どうしてそう思ったの?」と質問してみたり、 「地図や図鑑を見れば 分かるかも知れないね~」と ヒントを出してみたり。そうやって、お子さんが 自分で考えたり 調べたりして分かったことは、 お子さんにとって、大きな喜びになるはずです。 ::: また、こどもは、身近にいる大人から 大きな影響を受けて育ちます。なので、 パパママが いつも知的好奇心をもって 生活していると、 お子さんにも その芽が 出やすくなるかも知れません。 例えば、色々な セミの声の変化に 気付いた時… 「あれ? 鳴き声が変わったね。どうしてだろう?」など、 お子さんに質問してみると、お子さんも 同じように疑問をもったり、想像を働かせて お子さんなりの 楽しい答えを 導き出してくれるかも知れません。 ちょっとしたことでも 疑問を持ち、 それについて 親子で話し合う習慣があると、 お子さんの知的好奇心は、より高まっていきます。 ::: そして、そんな疑問を解決するのに役立ちそうな、 図鑑や地図、旅行ガイドブック、 新聞といった資料が お家にあると良いですね。 また、そんな資料で見たこと、疑問に思っていたことを 確かめるために、公園や、動物園、水族館、旅行などに 出かけてみるのも オススメです。知識として 頭の中にあったモノの“実物”を、 見たり・感じたりする喜びは、刺激にもなって、 知的好奇心を、より高めてくれます! ::: 一方で、知的好奇心を伸ばしていく際に注意したいことは、、、 ・お子さんが熱中していることを 制限しない(邪魔しない) ・お子さんの疑問に対して、簡単に答えを教えない (ヒントを与えるくらいにとどめる) ・面倒くさがったり 否定したりしない ・親の興味関心を 押し付けない …ちょっと耳が痛いパパママもいるかも知れませんが、いかがでしょうか? ::: 知的好奇心が伸びていくのは、お子さんが、 「楽しい」とか「おもしろい」と、思っているときです! そのあたりを よ~く見極めながら、 サポートしていきたいですね。 |
2024年8月9日
『行事で育つ「行事育(ぎょうじいく)」って なぁに?』子どもたちは 夏休み真っ只中…、
そして 明日からお盆休みというパパママも多いと思いますが そうした「お盆」や、「大晦日」「お正月」、 「端午の節句・桃の節句」や「七五三」、「節分」…など、 お子さんと一緒に、日本の季節の行事を 過ごすことは、 楽しく・ステキなことですよね! そして、そんな様々な 行事を楽しみながら お子さんの心や親子の絆を 育てていこう!…というのが 「行事育(ぎょうじいく)」なんです。 ::: この「行事育」を 提唱しているのは、 和文化研究家の 三浦康子(みうら やすこ)さん という方。 三浦さんによると、日本の様々な行事を 家族みんなで楽しむことは、お子さんの心や感性に 良い影響を与えてくれるのだそうです。 ::: 具体的には 例えば…、 「思いやり」など、人の心の礎となる部分。 もともと、日本の季節の行事には、 人々の幸せや健康を願うという趣旨のものが多くありますよね。 なので、そうした行事を経験していくと、 自然に、家族や周囲の人の 幸せを願う、 あたたかい心が 育っていきます。 ::: また 行事は、人との「絆」が深まる大切な機会でもあります。 お正月やお盆に 家族や親戚が集まったり、 地域のお祭りなどに参加すると、暮らしの基盤となるような 人との絆を 確認することができます。 中でも、親子の絆は大切で…、 『毎年 この時期には 家族でこんなことをしたな~』という 情景の記憶や 思い出は、“自分が愛されて育った”という 実感にも、つながることが あるそうです…! ::: また、季節ごとの行事や 風物詩に触れることは “風流”を感じる心や 感性を はぐくんでくれますし、 もう少し大きなところでは…、日本文化らしい、 “その土地の自然や 先人たちへの感謝”といった気持ちも 生まれてくるかも知れません。 そのほかにも、行事の「しきたり」や「習わし」に触れると 歴史や文化にまつわる 知識が増えたり、 礼儀作法を身につける機会にもなりますし、 大切な人たちと 一緒に過ごすと 元気が出たり、 自分の存在が 再認識できて、自己肯定感も アップしそうです。 ::: …と、こうした考え方が、 和文化研究家:三浦康子さんの「行事育」なんですが 皆さんは どんなふうに感じますか…? (今回は、三浦さんの「行事育」に沿って 日本の行事についてお話ししましたが、 クリスマスやハロウィンでも、 同じことが 言えるかも知れませんね♪) 忙しいと、なかなか しきたり通りに 行事を行なうことが むずかしいこともあると思いますが… ぜひ お子さんと一緒に、学びながら 四季折々、季節の行事を 楽しんできたいですね。 |
2024年8月2日
『読み書きの練習、始めるタイミングは?』お子さんが 幼稚園・保育園くらいになると、
お子さんの「ひらがな」や「カタカナ」の 読み書きについて 気になり始めるパパママが、多いようですね。 一方で、絵本の読み聞かせをしていただけで 自然と 字が読めるようになっていたり…など、 こども達の成長は 様々。 そこで 今日は、読み書きの 練習を始めるタイミングや 練習の仕方など、チェックしてみましょう。 ::: まず、読み書きの練習を 始める時期については、 基本的には“小学校に入る前(就学前)と考えて良いそうです。 「できるだけ早く…」と 思うかもしれませんが、 ひらがな・カタカナは、小学1年生の最初に シッカリ習いますので、それまでに ある程度理解できていれば、問題ありません♪ ::: ちなみに… パパママを 対象にしたあるアンケートでは、 「お子さんの 読み書きの練習は いつから始めたか?」 という質問に、、、「読む」練習で もっとも多かったのは 「3歳」、続いて「4歳」「5歳」。 「書く」練習で もっとも多かったのは 「4歳」、続いて「5歳」「3歳以下」 …という結果になっています。 これを聞くと、「ウチの子も早く!」と 慌ててしまうかも知れませんが、 ちょっと待った…! ここで大事にしたいのが、 “お子さん自身が 読み書きに興味を持つ タイミング”です。 最初に 無理強いをして お子さんが文字を嫌いに なってしまっては、あとが大変かも知れません…。 まずは、お子さんに「読みたい・書きたい」という気持ちが 湧いてくるのを、待つことが肝心です。 ::: では、どうしたら その興味を引き出せるか…というと、 まず、「読む」練習のスタートは、 たのしい絵本などの 読み聞かせ♪ また、お風呂やトイレにも貼れる ひらがなの表や 可愛いイラストと音声が楽しめる「ひらがなタブレット」。 ほかにも、スマートフォンのアプリなど、 遊びの延長で 読み方を楽しく学べるアイテムが 色々ありますので、お子さんの好みに合いそうなものを 試してみましょう。 ::: そして、「読む」ことができるようになったら、 今度は「書く」練習♪ お子さんが 鉛筆をシッカリ持って 絵や線を 書けるようなら、ノートやドリルを使って 書き方の練習を スタートします。 当然、すぐに 上手く書けるとは 限りませんので、 まずは お子さんのやる気を削がないよう、 (間違いを指摘するよりも、) 「丁寧に描けたね」「鉛筆の持ち方が上手になったね」など 頑張っていること自体を、褒めてあげましょうね! ::: 文字を読むこと・書くことができると、 様々な表現も広がります。気長に・楽しく 練習を続けながら、 ぜひ お子さんと、読める喜び・書ける喜びを 分かち合っていきましょう☆ |
今は 台風接近に備えて 防災グッズや
食料の備蓄、充電など 見直しをされている方も
多いと思いますが、ぜひこのタイミングで、
「防災の日」の由来でもある
大正時代に起きた「関東大震災」のこと、また、
台風や地震、津波、集中豪雨といった様々な災害に対して
日頃から どんな備えが必要なのか、
お子さんと・ご家族と、話し合う機会にしたいですね。
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防災についての伝え方は、
お子さんの 年齢や理解度によって変わってくると思いますが、
小さなお子さんの場合には、防災がテーマの絵本などを
いっしょに読むのも いいと思います。
地震、津波、台風、火事 など、様々な災害をテーマにした
絵本が発売されていますので、余裕のある時に
書店や図書館で、お子さんといっしょに 選んでみましょう。
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そして、ちょっと覗いてみたいWebサイトが、
子ども支援専門の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」の
ホームページにある『子どもにやさしい防災』というサイトです。
こちらには、お子さんの視点から、
避難する際に持って行くべきアイテムを紹介した動画、
お子さんでも分かりやすい非常用持ち出し袋の
チェックリストとその解説、避難生活で役立つ 工作の紹介、
避難先でもできる 遊びのアイデア…など、
様々な情報が 掲載されています。
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その中で、漫画が好きなお子さんにも オススメなのが、
『東日本大震災の教訓を漫画で学ぼう!
とっさのひとこと ~地震・津波編~』。
こちらは、漫画と解説文による 教材なんですが、
全部で22のテーマ(シーン)が 盛り込まれています。
それぞれ、漫画による 状況説明と、3コマ目にある、
空(から)の吹き出しにセリフを入れてみよう!というクイズ、
そして、そのテーマにまつわる解説…という構成に
なっています。どれも、実際に 2011年の「東日本大震災」で
被災したかたのアイデアをもとに作られているということで、
漫画に登場するシーンや設定、登場人物の
リアクションや考え方が、とてもリアル!
災害が起きた時、自分で考え・行動できる力が
身につくような、そんな教材になっています。
(大人が読んでも 勉強になります!)
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また、台風や水害など 予想のできる災害時では、
各自治体から 避難情報が 発信されていますよね。
子連れの家族が 避難を始めるべきタイミングは、
警戒レベル・5段階のうち、
「警戒レベル3/高齢者等避難」の段階とされています。
ぜひ この機会に、日頃の備えや、
災害発生時にとるべき 具体的な行動 などについて、
お子さんと お話しされてみては いかがでしょうか。