[番組で紹介した情報]2023年9月7日
9/7 番組内容【那須どうぶつ王国 宮地さん】![]() ミゾゴイほぼすべてが日本にわたってきて繁殖します。
棲んでいるところは里山の中でも、比較的人為的撹乱が少ない地域、 採食地としては土壌動物を中心に生物多様性の高い地域を利用しており、 ミゾゴイが生息していることは、環境の多様性を示しているんですね。 ミゾゴイが日本で繁殖できるということは、日本の自然そのものが まだあるという事なんです。そんなミゾゴイも今はかなり数を減らしています。 ミゾゴイがこれからも生き続けられる自然豊かな日本を みなさんのちからで守っていけたら大変嬉しく思います。 「那須どうぶつ王国」
那須どうぶつ王国HP 【その他の施設からのインフォメーション】 「宇都宮動物園」 宇都宮動物園では9月17日(日)に夜の動物観察ツアーを開催します。夜の動物園を飼育員の解説を 聞きながら歩く特別企画。8月に産まれたキリンの赤ちゃんがお母さんと一緒に過ごしている姿も見られます。 夜の動物園の見学以外にも、お昼は梨狩り、宇都宮の餃子の有名店でプロと一緒に作った餃子を食べる 夕食もついて料金は7000円。親子でもお子様だけでもお楽しみ頂ける体験ツアーです。 詳しくは宇都宮動物園028-665-4255までお電話ください。 動物たちの寝小屋にも入れる宇都宮動物園ナイトツアーへのご参加お待ちしております。 宇都宮動物園HP 「那須サファリパーク」 4園館合同のフォトコンテスト「FIGHT10(ファイトテン)とちぎフォトコンテスト」が9月4日(月)から 始まりました! 専用ハッシュタグ「#FIGHT10とちぎフォトコン」と撮影した 園館の施設名をハッシュタグで付けていただき、対象の投稿を引用リポストしていただくと 応募完了です。応募者全員がもらえる参加賞もございますので、 栃木の動物園、水族館にお越しの際はぜひお気軽にご参加ください! 対象園館は「那須サファリパーク」「那須どうぶつ王国」「栃木県なかがわ水遊園」「宇都宮動物園」です。 詳細は「FIGHT10とちぎ」公式X(旧Twitter)アカウントをご確認下さい。 那須サファリパークHP 「栃木県なかがわ水遊園」 現在「100年前にタイムスリップ!昔の絵葉書で旅する②(パートツー)」を開催中! パート①では、那珂川沿川の茂木から那須塩原市の今と昔を見比べて頂きましたが、 パート②では、那珂川沿川の市町村にクローズアップ!黒磯地区の100年前からこれまでの 時代の移り変わりをご覧いただけます。板室温泉に架かる橋が、100年前の明治から どの様に姿を変えてきたのか…3世代4世代で見てみると色々な発見があるはず! 9/15~老人週間も始まります!ぜひお越し下さい! 栃木県なかがわ水遊園HP なお、今日、ご紹介した施設の詳しい情報については、 それぞれの施設まで直接お問い合わせください。 |
ミゾゴイは、ペリカン目サギ科ミゾゴイ属の夏鳥です。
赤褐色の羽を持ち体長50cm程の比較的大型の鳥です。
冬はフィリピンや台湾、東南アジアなどで越冬します。
春から夏になると日本に繁殖のため渡ってきます。
繁殖地への渡来後、縄張りを示す等のために「プォー、プォー」という
ウシガエルにも似た低い音で囀りを行うのです。
これは、1晩中泣き続けることもあります。
つがいが形成されるとうなりをやめ、1夫1婦性で仲良く巣をつくります。
那須どうぶつ王国では、ミゾゴイをウェットランドにて飼育しています。
ウエットランドは、さまざまの鳥たちやワオキツネザルを放し飼いで飼育していて、
動物達がいる空間に私たちがおじゃまするような感じなのですが、
ミゾゴイも暮らしているんですけど、なかなか見つかりません。
じつは、ミゾゴイって「森の忍者」とも言われていて、
赤褐色の色で普段じっとしているので、木と同化してまったく気づかないんです。
時には、体をにょきっと伸ばして顔を横にむけて木みたいになることもあるので、
うまく保護色になってしまうんです。
そんなミゾゴイですが、先日ヒナがかえり、両親が子育てをするほほえましい様子が
見られました。8月下旬にふ化から1ケ月以上がすぎ巣だったので、
今はウエットランドのどこかで両親とお兄ちゃんとそしてうまれたこどもの
ミゾゴイ4羽をみることができます。
なかなかみつけられないですが、探していただけると嬉しいです。