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2019年3月27日

「かえるのピータン」

紹介絵本  かえるのピータン   
      作・絵 どいかや ブロンズ新社

 自然と生き物をとても優しく描く、どいかやさんの絵本は、どの作品も愛情にあふれています。今回ご紹介の絵本は、森の奥の池に住む、かえるのピータンと、世界中を旅する渡り鳥のピーチクのお話です。
 かえるのピータンが、お気に入りの蓮の葉っぱの上で虫の声を聞いていると、渡り鳥パーチクがやってきます。鳥のパーチクはもう何年も旅をして色々な国へ行って、色々なものを見るのが好きでした。そしてその旅の話をかえるのピータンにたくさん聞かせてくれました。そして鳥のパーチクは「君も旅をして色んなものを見てきたらどうだい?」と、提案します。かえるのピータンはそれも素敵だなぁ…と思いますが、もうすぐ生まれてくるオタマジャクシのこと、愛するものに囲まれて季節の流れをこの場所で感じることがピータンにとって、とっても幸せなことなのです。
 それぞれの人生があって、どれも素晴らしくありますようにと、この絵本はそっとわたしたちに語りかけてくれているような気がします。
(新生活を送る皆さん。それぞれの場所で幸せでありますように、エールを込めてこの絵本を紹介しました。)


2019年3月20日

「まどさんからの手紙 こどもたちへ」

紹介絵本 「まどさんからの手紙 こどもたちへ」
      文:まど・みちお 絵:ささめやゆき 講談社 994円(税込)
       
(ご卒業・ご入学・ご進級、就職など、いよいよ新生活を迎えられる皆さんへ。ぜひともご紹介したい絵本です)

 今回紹介する絵本は、童謡「ぞうさん」「一ねんせいになったら」などで知られる、まど・みちおさんが、84歳の時に故郷の小学生たちに送った手紙がもとになって作られました。希望にあふれるメッセージが子どもにもわかりやすい言葉で綴られています。今、私たちは素晴らしい「とき」を今生きているということ、なんでも一生懸命に取り組むこと、それが明るい未来につながるということ。そして世の中の問題を解決できるのは君たちだということ。まどさんの言葉は純粋な子どもたちにきっと響くでしょう。そして、生きているどの瞬間も、かけがえのないものであるということにも気付かされます。
 心のこもったメッセージをさらに引き立たせるささめやゆきさんの絵。生き生きとした子どもたち、自然や平和の大切さが描かれています。
一方で大人たちがこの絵本を読むと、子どもと全く違った気持ちになるでしょう。どんなに小さなことも全力で真剣に生きたまどさんだからこそのメッセージは、大人の責任を強く突きつけられるかもしれません。「まどさんからの手紙 こどもたちへ」は、ぜひ「おとなたち」にも読んでいただきたい絵本です。

1909年、山口県生まれ。25歳のときに雑誌に投稿した詩が北原白秋にみとめられる。多くの童謡の詞で知られる。58歳のとき、初の詩集『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)を出版。その後、数々の詩集を刊行。1994年に日本人初の国際アンデルセン賞作家賞を受賞。2014年2月28日、104歳で永眠

代表作 ぞうさん いちねんせいになったら ふしぎなポケット やぎさんゆうびん
    ドロップスのうた など

2019年3月13日

 「マローネとつくるクッキー cookies for you」

紹介絵本 「マローネとつくるクッキー cookies for you」
作:刀根 里衣 NHK出版

(いよいよ明日。ホワイトデーです。
男性は、もらった人にしか贈れない、「お返し」というルールがあるのがいささか不公平な気がしますが…。一般的なお返しはクッキーのようですが、キャンディやケーキなどのスイーツ、本命度によってはアクセサリーやバックなどのお返しもあるのだとか…。そうなってくるとカワイイ絵本でもどうでしょう?ということで、こちらのクッキーの絵本を紹介します。)

 主人公のマローネは、チョコレートのスポンジでできたかわいい小さな茶色のうさぎです。マローネは退屈だから一緒にクッキーでも作らない?と誘ってきます。材料を用意して、生地を作って、いろんな形に型抜いて、トッピングはどうしましょう?そして、オーブンで焼いたら、かわいいおいしいクッキーの出来上がりです。紅茶を入れてなんて素敵なティータイムに♪最後のページにはマローネのクッキーレシピも載っています。
 
(そして、この絵本をプレゼントしたらきっとおいしいマローネのクッキーを作ってもらえるかもしれませんよ。)

 (※この絵本にはホットチョコレート版もありまして、タイトルは「モカとつくるホットチョコレート ~hot chocolate for you~」といいます。この絵本の主人公モカは、「モカと幸せのコーヒー」という、大人の癒し絵本に出てくるマシュマロでできた小さな白いうさぎです。彼と一緒にホットチョコレートを一緒に作るという絵本です。こちらももちろんレシピ付。どうせだったらセットでいかがですか? いやいや3冊一緒だとさらに喜んでいただけると思います。)

2019年3月6日

「あさになったのでまどをあけますよ」

紹介絵本 「あさになったのでまどをあけますよ」
作:荒井良二 偕成社

新しい1日をむかえるために窓をあける子どもたち。
そこには普段と変わらない朝の風景が。
そんな何気ない日々の繰り返し、その中にこそある確かな希望や、生きることの喜びを描いた絵本です。

どんな場所にもどんな状況でも必ず朝はやってきます。
それは街だったり田舎だったり、遠くのあなたのところにも、そして森にも海にも砂漠にも。
それぞれの場所で、自分や大切な人々が生きています。
そんな当たり前のことがとっても幸せに感じられる絵本です。
シンプルな言葉と、とても美しく綺麗な絵が、私たちの心に希望の光を与えてくれます。
悩んで眠れない日も、悔しくて仕方ないことがあっても、悲しくてどうしようもなくても、また朝を迎えることで、今日も生きている!ということがどれだけ幸せなことだろうと、あらためて実感することでしょう。

この作品は、荒井さんが2011年3月11日の東日本大震災のあとに初めて描かれた絵本です。震災後、絵本作家として何ができるだろうかと真剣に考えられたそうです。
作品の中に描かれている朝の風景はどれも希望に満ちていて、読み終えた後はとても清々しく、前向きな気持ちになるはずです。

大切な人への贈り物にもおススメです。

2016年9月には夜の絵本「きょうはそらにまるいつき」刊行。こちらもとても素敵です。

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