[番組情報]2016年12月5日
今週もベトナム・ハノイにジャンプ! マニー・ハノイ株式会社にお邪魔しました!マニー株式会社1990年ごろに
ベトナムやミャンマーに生産拠点を設立。 当時は、1ドル=80円ほどで非常に円高な状況のため 国内生産だけでは厳しいということで、 ベトナムへ進出しました。 進出当時は、現地生産は国営企業との合併が条件だっため、 増資や工場の増設は、役員会での合意が得られず 中々難しかったそうです。 マニー・ハノイ工場では
消耗品・切開手術用・歯科用・眼科用などを生産。 従業員は2600人ほど。 そのうち2000人は、なんと女性! 70時間以上かけての製品検査もあり、 細かく根気がいる作業なので、 女性が多くなっているとのことです。 人事総務や給与関係を担当している 従業員のタインさんは、2児のお母さん。 働くお母さんが多いベトナムで日本企業は、 法律がしっかり守られ、安心して働けることが人気だそうです。 特にマニーでは海外研修が設けられているため 楽しみに働いている方もおおいんですって! 今ではベトナムでも、特殊部品・精密機器以外は、
生産に必要なものが現地調達が可能になったため 効率的な運営が可能になっています。 ただ、仕事上必要な法律の書類等の申請が 役所の人事が変わると対応も変わるため、 気を付けないといけないみたいです。 その他、温度と湿度が高く、 湿度は90%にもあるということで、 環境管理対策も必須です。 最近では組織改編により、日本国内は新製品開発、 既存製品の生産や生産技術開発は ベトナムに集中するという方針が発表されました。 マニー・ハノイ工場は、 「世界の生産センター」を目標に 品質の向上、安定生産に特化した 運営・生産を目指します! それでは最後に、世界への扉の鍵を開いていただきます。
海外展開において、 松本さんが、最も大切だと思うことは、 【現地の従業員に仕事をさせるではなく、 一緒に仕事をするという気持ち 信用が第一。決して信頼を裏切る行動をしないこと。】 今回も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 |
栃木県から世界各国へ進出する企業・人・物にスポットを当て、
海外展開のキーポイントを探っていきます!
今回はベトナムのハノイにある、
マニー・ハノイ株式会社にお邪魔して
社長、松本英夫(まつもと・ひでお)さんに
お話を伺いました。
マニーは、宇都宮市清原工業団地にある
医療機器の開発、製造、販売を行っている会社です。
縫合針の製造からスタートして、
今では、外科、眼科、歯科など
様々な治療機器を作っています。