[番組情報]2016年8月1日
村田発條株式会社 安在 裕志さんへインタビュー!バネは形状や材質・熱処理など設計の自由が効くので 最後のパーツとして設計依頼が多く届くそうです。 完成された設計図に合わせたサイズや
性能を持ったバネを生産するため、 材料・設計図・生産過程 等 様々なニーズに対応できる 「バックデータ」を持っていることが 一番の強みだそうです。 村田発條は、今では主流となった断面形状 「たまご型断面」を世界で一番最初に量産に成功した会社で、 昭和61年には、ばね技術研究会から「学術賞」を受賞。 その第一人者であるノウハウが他社と一線を画すものとなっています。 その翌年は、 海外の企業にバネの品質を認められ進出が決定! バネ製造の系列会社に属していなかったため、 作るなら現地でというオファーに答え、 アメリカ・ミシガンにアメリカンMSCを設立しました。 当時は技術者として務めていたため、
現地での起業は分からないことだらけ。 日本から派遣された3人の仲間と、 現地パートナーと協力し、 なんとか会社として機能させたそうです。 始めの一歩を踏み出すのは、大変で とても勇気がいることだと思います。 凄いことですよね。 来週も、安在 さんにお付き合いいただき、 中国・メキシコへの海外展開のお話を 詳しく伺っていきます。 |
栃木から世界へ向けて活躍・発信していく
人・物・企業などをご紹介しています。
今週は、宇都宮市に本社を構える、
村田発條株式会社の常務取締役
アメリカンMSC・メキシコMSC会長
安在 裕志(あんざいひろし)さん へ
インタビューしました!
村田発條株式会社は、
自動車・家電・建設機械などの部品である、
バネ(スプリング)を中心に生産している会社です。
特に、自動車部品に使われるバネでは高い評価を受け、
4トン以上の普通トラックでエンジンに装着される
「バルブスプリング」は、
ほぼ100%のシェアを誇っています。