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2019年12月16日

12月 「バリアフリーはビジネスの卵」

先月20日にGINZA SIXで開催された、「トイレに、愛を。フォーラム」で、
第4回【日本トイレひと大賞】を受賞してきましたー。

この賞は、NPO法人日本トイレ研究所が、トイレ環境や排泄を通して、
社会が抱えている課題に取り組む「ひと」を表彰するものとして作ったもの。
うちのNPO法人アクセシブル・ラボは、宇都宮市内の避難所における多目的トイレの設置状況の調査とその情報公開について評価いただきました。

この調査のきっかけは、熊本地震の時に、ある車いすユーザーが避難所に行ったものの、
その避難所には多目的トイレがなく、整備されている避難所を探して、移動し続けたというネットニュースを見たから。

災害時の避難所は、ほとんどの場合、自分の住む家から一番近い、小学校か中学校だと皆さん認識していると思います。しかし、その学校に多目的トイレが設置されているかどうかは、分からないものです。実際、僕の自宅から一番近い小学校には、多目的トイレがない。だから、別の学区の小学校か、約2km離れた中学校に避難しなくてはならないんです。でも、この整備状況を調査したからこそ、僕は分かるわけで、知らなければ、最寄りの小学校に迷わず避難しちゃうでしょうね。

災害時の移動は、普段よりも遥かに厳しいものとなります。そんな中、自分に障害にあった多目的トイレを探して移動し続けるのは結構過酷です。だから、それを事前に調べられるように、調査データを宇都宮市に寄贈させて頂き、市のホームページ上で見れるようにしたんです。家族で避難計画を立てるのに役立て頂いたり、防災意識を高めることにも繋がればと思っています。

この「日本トイレひと大賞」の授賞式の前に、記念講演で登壇したのが、Zホールディングスの社長であり、ヤフーの社長でもある、川邊さんでした。テーマは「今後のインターネットとトイレについて」。ヤフーでは、平常時と違い、災害時に人が密集している地域や場所を、位置情報サービスで特定できるため、どこの避難所が混雑していて、どこが空いているかをリアルタイムで知る事ができるようにすると言ってました。これって、避難する人はもちろん便利ですが、支援物資や仮設トイレをどこの避難所にどれくらい持っていくかなどの判断材料にもなるんです。つまり、支援が平等化されるんです。ビッグデータが減災に役に立つんですね。インターネット、そしてビッグデータに無限の可能性を感じます。

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