[番組情報]2017年12月12日
先週に続き、株式会社ショーワ、羽田 功一さんへのインタビューをお届けします!![]() アメリカ・オハイオでは、 「個人を重んじる。」という国柄を身をもって実感。 日本では会社のため~。という考え方が多い一方、 会社で働くのは自分のスキルアップのため。と、 考えている人が多いそう。 そのため、ある程度の技術を習得したら 転職してしまうスタッフが多く、羽田さんは、 『一つの会社に留まってもらうように努力はするけれども 中々難しい。 この考え方に適応しないと、安定した人材の確保が出来ない』 と、話します。 また、 国・宗教の文化を学び、対応することも大切なことになります。 ![]() 株式会社ショーワでは、ロードレース・モトクロスなど 2輪レースのサポートも積極的に行っています。 ショーワのサポートチームは優勝も狙えるチームが多く、 レースにおけるショーワの新技術も好評なんだそうです。 それもブランド力に繋がる要因となっています。 さらに、様々な国や地域で展示・商談会にも参加。 2014年から初めて3年目。 当時は、展示ブースへの呼び込み活動をしていましたが、 年々ブースに足を運んでくれる人たちが増えてきたそうで、 今年はフランクフルトでのモーターショー。 ミラノでの展示会など、大きな展示会にも参加しています。 展示・商談会は、自社の技術力をアピールできる場として 今後も積極的に参加していく姿勢です。 ![]() メガサプライヤーとの市場競争が続くため ショーワならでは、お客様の痒い所に手が届く運営。 開発コンセプト『究極の気持ちよさと楽しさを実現する』を 大切に、市場競争に臨みます! そして、今後は、電動化・自動化時代に対応できるよう、 『究極の気持ちよさと楽しさを実現する』を加速させ、 現状の2輪トップシェアを維持できるよう、 圧倒的な技術開発を。 4輪は協調化統合化技術を、それぞれ進めていきたい。 と、技術の進化とともに、ショーワも進化していきます! ![]() それでは最後に、羽田 功一さんに
世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外展開において最も大切なことは何でしょうか? 『その国の文化を理解すること。 生活習慣・食事・歴史を理解して、 現地の人のコミュニケーションが生まれる。 お互いに理解し合うことで、 考えられないような大きな成果が達成できます』 今回も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 ![]() |
先週に続いて、株式会社ショーワ 栃木開発センター 企画本部
栃木開発センター長 兼 開発管理部部長
羽田 功一(はた・こういち)さんにお話を伺います。
埼玉県行田市に本社を構える、株式会社ショーワは、
二輪・四輪向けの部品を製造、販売。
特に二輪車用ショックアブソーバにおいては
世界シェアナンバーワンを誇る会社です。
羽田さんは、オハイオにある、
アメリカン・ショーワでの駐在経験もお持ちです。