[番組情報]2018年6月12日
今週も、小林酒造・小林さんへのインタビューです!![]() 先週に引き続き、小林酒造 株式会社 専務 小林正樹 さん に お話を伺います。 小山市にある小林酒造は、 銘酒「鳳凰美田」を製造する酒蔵です。 冬があけ、お酒造りも一段落。 日本酒を原料として、リキュールも製造しているため これからは梅の実の選定が始まります。 日本航空のビジネスクラスで提供されるなど、 全国的な知名度を誇る鳳凰美田。 今から7年から8年程前から採用され、 当時では、およそ13年ぶりの快挙だったそうです。 様々な関係者からお褒めの言葉もいただいたそうで、 思い出深い出来事になりました。 ![]() 2014年には、本社工場での日本酒増産を目的として リキュール製造拠点を栃木市に新設。 多種多様な要望を本社設備では生かしきれないため それに応えるべく、縁が縁を繋いで工場を新設することに。 お酒造りは「人材」があってこそ。 お酒を造りたい。という蔵人の成長が 結果的にニーズに応える形になる。だと小林さんは言います。 若手に酒造りを教えつつ、 自分も「経営者」として学ぶことも多いんだそう。 海外販売が増えていった要因については 「これと言ってない。」という、小林さん。 自分の思惑があっても縁がなかったりすることも多々あり、 結果的に、組織・経営者がしっかり成長し、 会社が良くなってくると、海外でも賞がもらえたり、 お酒業界のプロたちとも繋がることができる。 経験をいかに昇華していけるかが大切。 ということを、学んだそうです。 しかし、小林酒造。 国内需要にも追いついていない現状です。 まずは、お酒が大好きな新人達に一人前になってもらうこと。 日本酒には作り手の人間力・人間味がそのまま現れるので 1人1人の魅力を引き出せるよう、しっかりとやっていく。 と話します。 ![]() 昨年は、一般社団法人「日本ソムリエ協会」が始めた 日本酒の知識に関する認定試験「SAKE DIPLOMA」に 「小林酒造」の 高橋友里(たかはしゆり)さんが合格。 コーヒーショップでのアルバイトで、 1杯を大切にするということを学び、 お酒業界に飛び込みました。 この試験は、 ワインソムリエの田崎真也さんを筆頭においた 日本酒に特化した試験。 2020年に向け、日本酒文化を1人でも 多くの人に伝えられるように作られました。 高橋さんも蔵人の1人として、日本酒の面白いところを 1人でも多くの人に知ってほしい、 それを蔵の中から伝えたい、 鳳凰美田の魅力を発信していきたい。 と、話していましたよ。 ![]() 今後も奇をてらわず、日本や、地元の歴史を勉強して 直球に真摯に、1人1人の個性を生かして、 直球に伝えていくことを大切にしていきます。 最後に、小林さんに世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外でも通用するものづくりにおいて、 最も大切なことは何でしょうか? 『愛ですね、愛!やっぱり愛です!』 今回も世界へ扉が、また少し開いたような音がします。。 ![]() |
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