[番組情報]2020年4月14日
今週も、株式会社 井上清吉商店 五代目蔵元・井上裕史さんへのインタビュー!![]() 今週も引き続き 株式会社 井上清吉商店 五代目蔵元・代表取締役 井上 裕史(いのうえひろし)さんにお話を伺います。 昨年12月に栃木県が参加したベトナムでの 「魅力発信セミナー」で主力商品の 『澤姫』を振る舞い人気を集めました。 その理由は日本酒の香りにありました。 日本酒造りは、繊細な匠の技と麹の力を借りて それぞれの地域性もある個性的で、 豊かな香りを引き出します。 日本各地で、 地域性のあるお酒を売り出してほしいと。 井上さんは話します。 ![]() 現在海外では日本酒人気も高まっています。 これには ・日本の伝統産業 ・日本独自の発酵形態商品 ・世界で類をみないタイプ ・地域性で様々な顔をもつ。等が あげられるのでは。と井上さん。 また、ワイン造りが盛んな ニュージーランドでの展示会にも参加しました。 そこではワインにも地域性があること、 日本酒との共通点を確認できたといいます。 ![]() 主力商品である『澤姫』 その『澤姫』だけでも様々なタイプがありますが、 酒造りにおいて求めているのは 総じて【後味が軽い酒】 料理に合うことを前提に 1杯目より2杯目が美味しいお酒。 料理の味を膨らませる酒を造りたい。と。 海外では地元のレストランに 流通させられることを目標にします。 現地では実際に口にしたお客様からの反響も 確認できたそうです。 アジアン・イタリアンなど 食のジャンルにもある『澤姫』があり 国によって、様々な『姫』の呼ばれ方で親しまれる お酒でもあります。 現地の文化に合わせて 『澤姫』の説明をすることもあるそうです。 ![]() 井上さんにとって『澤姫』は 【娘みたいな存在】 世界中に 「魅力があるお酒として広まってほしい。」 という願いのほか、 インバウンドだけでなく、 日本・地元にももっと知ってもらいたい そのためにお酒の資質の向上をしなければならない。 など、展望はあげたらきりがない。と言います。 それでは最後に世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外展開における 「酒造り」に最も大切なことは何でしょうか? 『たっぷりと地元のニュアンスを含んだお酒を 世界に紹介することが大切だと思います』 また少し、世界への扉が開いたような気がします… ![]() |
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