[番組情報]2021年2月9日
今週は引き続き、株式会社 東京フード取締役副社長「塚越将童」さんへインタビュー!~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 今週も引き続き、栃木県・佐野市に本社・工場を構える、
株式会社 東京フード 取締役副社長 塚越 将童 さん にお話を伺います。 (つかこし・しょうどう) 株式会社 東京フードは、 主に青果物卸売・加工業者ですが、 最近、海外でも人気の商品があります。 ![]() いま、人気なのは「クリーム大福」 この商品はフランスにも、2017年から輸出されています。 輸出当時は9000個ほどでしたが、 コロナの影響で、一時注文がストップ。 ですが、巣ごもり需要のため、 スーパー等で食品を買い求める人が増えたために 2020年12月ごろに再び注文が再開。 この時はクリーム大福の輸出がおよそ9万個。 10倍の輸出となりました。 コロナ以前では、レストランの最後に食べる ”デザート”として出されていましたが、 現在は、TAKEOUTや、 スーパーでの需要拡大があったのでは?と塚越さん。 一口サイズのスイーツで種類も10種類と豊富。 バラエティの豊かさも人気の秘訣です。 ![]() コロナ禍ではありますが、 東京フードとしては、フランスに限り、 スーパー向けの輸出なので、昨対比120%の売上となりました。 その他では、輸出という部分では難しいため、 逆に今はスーパー向けに、 新規でベトナムからマカデミアナッツを輸入。 この商品は殻付きなので、 フレッシュな状態を保て、お手軽食べられる商品として 日本でも人気商品となりました。 しかし、ここでコロナの影響が。 港での検査や、輸出の遅れなどで 貨物がなかなか手元に届かない状況があり、 入荷が不安定に。 また、通常、現地の工場視察で、 品質・安全基準を直接確認していましたがそれも不可能に。 試食などもできないため、 メールやZoomで品質確認を行い、 サンプルも要請し、何度も輸入までのやりとりを行いました。 ![]() 🔶株式会社東京フードの今後の目標・展望
さつまいも専門の新工場のフル稼働と新オフィスの建設です。 有能な人材の確保、事業拡大。 また、SDG‘sへの取り組みで 食品ロスを肥料にし、畑に返し、農業をする。 つまり、循環型農業への取り組みを目標としてかかげています。 🔶最後に塚越さんに世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外展開において、最も大切なことは何でしょうか? 『リスペクトです! お互いにリスペクトし合うビジネスパートナー。 差別や偏見なしに、その国の文化や考えを学ぶことが 大切だと思います。』 また少し、世界への扉が開いたような気がします… |