[番組情報]2018年6月25日
今週は新田弁護士と、カテル有限会社・梅原さんとの対談をお送りしました。~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 今週は、スタジオに、
国際関係の弁護士業務がご専門の 『宇都宮中央法律事務所』の新田裕子弁護士、 栃木県宇都宮に本社があるIT企業 『カテル有限会社』の梅原駿さんをお迎えして、 海外勤務についてお話を伺いました。 ![]() |
2018年6月19日
今週は 行政書士井上事務所・井上尉央さんからの情報。~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~ ![]() 今週は、入管業務と行政手続きのエキスパート 行政書士井上事務所の井上尉央(いのうえ・やすひさ)さんに 『就職活動する留学生を採用するときのポイント』について 伺っていきます。 政府は15日、外国人材の活用を促進するため、 新たな在留資格の創設を決めました。 これにより「在留資格」について、方針を見直し、 人手不足と言われる 「建設・農業・宿泊・介護・造船」5分野での 「特定技能評価試験」を設置します。 この「特定技能評価試験」に合格すると、 「就労」の「在留資格」を取得できるようになります。 (日本語能力試験が必要)要:N4以上 外国人雇用の人材確保の幅が広がり、 対象分野には、嬉しいチャンスになりそうです。 ![]() 学業での修学が終了し、就職先が見つからずに、 卒業後も日本に残って就職活動を続けたい留学生は、 自ら入国管理局で許可を得なければいけません。 アルバイトの場合は「資格外活動許可」を取得し、 1週間28時間を限度にアルバイトが可能です。 就職活動を行うためには「特定活動ビザ」とも言われる 「特定活動」の在留資格が必要です。 この「特定活動」は、 基本的に大学生、一部の専門学生の日本企業に就職を希望する、 学校を卒業した留学生が対象になります。 卒業校から推薦書をもらい、 就職活動中の生計方法などをまとめ、入国管理局に申請。 許可を得られると「留学」の在留資格から 「特定活動」の在留資格へと変更されます。 6か月の在留期間を”1回”まで更新可能で、 最大1年の就職活動が可能です。 もし、資格の切り替え期間中にかかわらず 正規雇用として労働をしてしまうと 入管法違反になってしまうので注意が必要です。 (アルバイトの場合は問題ありません) 切り替え期間中は、それまで通り、 アルバイトや。生計活動を行い、 正規の許可が得てから働くことを守りましょう! 正規雇用をする場合、 企業側は、留学生の「在留カード」をしっかり確認すること。 就職活動中の外国人は 「特定活動」の在留カードを持っています。 パスポートの確認も含め、留学生だからと言って、 話を聞かない。なんてことは避けましょう。 |
2018年6月12日
今週も、小林酒造・小林さんへのインタビューです!~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~ ![]() 先週に引き続き、小林酒造 株式会社 専務 小林正樹 さん に お話を伺います。 小山市にある小林酒造は、 銘酒「鳳凰美田」を製造する酒蔵です。 冬があけ、お酒造りも一段落。 日本酒を原料として、リキュールも製造しているため これからは梅の実の選定が始まります。 日本航空のビジネスクラスで提供されるなど、 全国的な知名度を誇る鳳凰美田。 今から7年から8年程前から採用され、 当時では、およそ13年ぶりの快挙だったそうです。 様々な関係者からお褒めの言葉もいただいたそうで、 思い出深い出来事になりました。 ![]() 2014年には、本社工場での日本酒増産を目的として リキュール製造拠点を栃木市に新設。 多種多様な要望を本社設備では生かしきれないため それに応えるべく、縁が縁を繋いで工場を新設することに。 お酒造りは「人材」があってこそ。 お酒を造りたい。という蔵人の成長が 結果的にニーズに応える形になる。だと小林さんは言います。 若手に酒造りを教えつつ、 自分も「経営者」として学ぶことも多いんだそう。 海外販売が増えていった要因については 「これと言ってない。」という、小林さん。 自分の思惑があっても縁がなかったりすることも多々あり、 結果的に、組織・経営者がしっかり成長し、 会社が良くなってくると、海外でも賞がもらえたり、 お酒業界のプロたちとも繋がることができる。 経験をいかに昇華していけるかが大切。 ということを、学んだそうです。 しかし、小林酒造。 国内需要にも追いついていない現状です。 まずは、お酒が大好きな新人達に一人前になってもらうこと。 日本酒には作り手の人間力・人間味がそのまま現れるので 1人1人の魅力を引き出せるよう、しっかりとやっていく。 と話します。 ![]() 昨年は、一般社団法人「日本ソムリエ協会」が始めた 日本酒の知識に関する認定試験「SAKE DIPLOMA」に 「小林酒造」の 高橋友里(たかはしゆり)さんが合格。 コーヒーショップでのアルバイトで、 1杯を大切にするということを学び、 お酒業界に飛び込みました。 この試験は、 ワインソムリエの田崎真也さんを筆頭においた 日本酒に特化した試験。 2020年に向け、日本酒文化を1人でも 多くの人に伝えられるように作られました。 高橋さんも蔵人の1人として、日本酒の面白いところを 1人でも多くの人に知ってほしい、 それを蔵の中から伝えたい、 鳳凰美田の魅力を発信していきたい。 と、話していましたよ。 ![]() 今後も奇をてらわず、日本や、地元の歴史を勉強して 直球に真摯に、1人1人の個性を生かして、 直球に伝えていくことを大切にしていきます。 最後に、小林さんに世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外でも通用するものづくりにおいて、 最も大切なことは何でしょうか? 『愛ですね、愛!やっぱり愛です!』 今回も世界へ扉が、また少し開いたような音がします。。 ![]() |
2018年6月5日
今週は「鳳凰美田」でお馴染みの「小林酒造」を取材してきました!~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 今週は、小林酒造 株式会社
専務 小林正樹 さん に お話を伺います。 栃木県小山市の小林酒造は、 全国屈指の銘柄である 「鳳凰美田」を製造する酒蔵です。 地元に根差した愛されるお酒、 愛される酒蔵を目指しています。 小山には、昔「美田村」という地名があり 「鳳凰美田」という銘柄の由来にもなりました。 ![]() 小林酒造は1872(明治5)年に創業。
歴史のある酒蔵です。 正樹さんは5代目になります。 元々は、下請けを中心に 日本酒を製造していた小林酒造。 小林さんが若い頃には家族から 「もう酒蔵はやめる」という話があり、 これには、当時日本酒が売れていた時代でしたが、 秋田から来ていた杜氏(酒職人)との関係もあり、 「別の仕事を探せ」と言われたそうです。 実は、当時、小林さんも「酒造を継ぐ」という意識はなく 様々な仕事を転々としていたそうです。 転機は、進学した「東京農業大学」
東農大には 全国を代表する酒蔵の跡継ぎが集まっていたため そこで始めて「酒蔵」というものを 意識・理解し始めたんだそう。 そのまま、小林酒造に入社しましたが、 時代の移りで酒造での生産量も減少。 経営も厳しく、仕事も少ない状況だった。と、 小林さんは話します。 蔵元という仕事は特殊で、 100の蔵元が一つのお酒を造った場合 99% → 1蔵元 残りの1% → 99蔵元 が担当。 という仕組みがあるそうです。 30年ほど前、吟醸酒の香りに驚き、
その製法が難しいとは知らずに、 若いながら生産をすすめ 吟醸酒に特化した日本酒の生産を始めます。 コレには学生時代の悔しさも原動力だったとか。 吟醸香は「マスカット」や「メロン」など、 たくさんの種類がありますが、 鳳凰美田は「マスカット」の吟醸香。 飲んだ瞬間に芳醇な香りが口に広がります。 たくさん飲んで欲しい。という思いから 色合いがあり、魅力的。だけど繊細で引き合いが早い。 と、いう特徴をもったお酒です。 アメリカ・香港・シンガポールを中心に 海外からの引き合いも増加し、最近は、 フランスなどヨーロッパ圏からもオファーがあるそうです。 人気に伴い、2014年には 栃木市内の工業団地内に新工場を新設しています。 |