[番組情報]2019年6月10日
今週も引き続き日光金属株式会社 代表取締役社長・佐藤 正太郎 さんへのインタビュー~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 引き続き、日光金属株式会社 代表取締役社長 佐藤 正太郎 さんにお話を伺います。 日光金属株式会社は、平成14年に、 本社・工場を(上河内町から)矢板市に移転。 そして平成25年には、片岡工場新設。 事業を拡大させてきた日光金属は、 同じ年に、カンボジア(プノンペン)に 「日光金属カンボジア」を開設しました。 ![]() カンボジアに決めた理由は、 まず「人件費の安さ」 次に「首都の発展度」 そして、真面目で親日、手先が器用。という「国民性」 また「目に光るものを感じた。」と、 前社長が話していたそうです。。 佐藤社長もカンボジアには訪れているので、 首都が過ごしやすいこと。 綺麗な街並みや、日本食、洋風レストランも多く、 工業団地内では日系企業が多いため、 情報交換ができる過ごしやすい環境にあること、も 把握しています。 アジア圏の中でも、今後の成長も踏まえて プノンペンは総じて良い地域。だと言います。 しかし、カンボジアは、もともと農業国であるため 工業人材が不足気味。 当時は日本人管理の工場のため、 海外経験に乏しいスタッフが多く苦労したそうです。 ![]() 100名の従業員のうち、日本人の駐在員は0人。
有能なスタッフは日本で、 現地マネージャーとして研修・教育し、 責任者として工場を管理しています。 トラブル防止のために、 日本から短期出張で指導も行っていますが 現地マネージャーが責任をもって指導・管理しているため、 あまりトラブルは無いそう。 カンボジアでは唯一無二の工場・技術ということもあり、 転職というリスクは少なく、従業員たちは、 その技術に誇りをもって仕事してます。 日光金属株式会社は、栃木県では地域中核企業、 経済産業省では地域牽引企業に認定されています。 そのため、期待に応えられるよう、 地域の未来を照らせる企業になっていきたい。と 佐藤社長。 また、今後、需要や品質レベルの高まりに応じて それに見合った技術が提供できるようにする、 社員が幸せに働ける、社会に貢献できる、 そんな会社を目指します。 ![]() それでは最後に、
佐藤征太郎さんに世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外進出において、最も大切なことは何でしょうか? 『 理解することが大切。 環境・文化・国民性、食事 等 情報だけでなく、自分の目で見ることが重要。 自分で理解できていればトラブルも解決できます。』 今回も世界へ扉が、また少し開いたような音がします。 ![]() |