[かぬまにあ]2012年11月10日
川上澄生美術館![]() 時計台のある明治の洋館風な建物は川上澄生の作品《日本越後國柏崎黒船館》をモデルにしたもので、内装にはステンドグラスや赤じゅうたん、そして「木のまち鹿沼」にふさわしく、至るところに木が使用されていて、温かみのある空間の美術館となっています。 そんな川上澄生美術館で現在開催されているのが開館20周年を記念した特別企画展で、 棟方志功の故郷・青森県から特別に作品をお借りして開催する貴重な機会だそうです。 そのため、たくさんの方が全国から足を運び、開催2週間で約2000人の方がいらっしゃったそうですよ! ![]() 川上澄生と棟方志向・・・似たような作品から、どんどんスタイルが異なっていく2人の芸術家の作品を楽しむことができます。 あの川上澄生の代表作『初夏の風』も見ることができますよ~ ![]() 私は今回美術館に初めて足を運んだのですが、 お話をしてくださった学芸員の原田さんが一つ一つの作品を詳しく解説してくださったので、楽しむことができました^^ その絵が描かれた背景や時代、作者の心情などを知りながらその作品を見ると、自分では気づかなかった作品の面白さに気がついたり、普段とは違った見方もできるのでとても勉強になります。 ![]() 今日このあと午後2時から美術館にてこういった作品解説が行われますので、この機会に足を運んでみてはいかがですか? また、川上澄生美術館では音声ガイドの貸出を無料で行っているそうなので、ご希望の方は受付にてどうぞ^^ 芸術の秋を満喫できました☆ 原田さん、ありがとうございました!! ************************************** そして!番組では現在、プレゼントの応募も受け付け中です! 先週お邪魔した宇賀神緑販さんから素敵なプレゼントを頂きました~。 生食も出来る様に栽培した甘く完熟した鹿沼産のぶどうを100%使用したオリジナルワイン 「里山のめぐみ」を赤・白セットで3名様にプレゼント~!! 香りが高くフルーティーな口当たりの中甘口仕立て赤ワイン 甘みのある癖の無いバランスのとれた口当たりの、女性に人気な中甘口仕立ての白ワインです。 締切は11月15日! 名前・住所・電話番号・メッセージを書いて、番組のプレゼント応募フォームから送ってください♪ たくさんのご応募、お待ちしています^^ ![]() |
[カヌマスター]2012年11月10日
今週の鹿沼情報☆今週の鹿沼情報 11/10放送
週末の鹿沼を楽しむための情報を「カヌマスターX」がご紹介! ◆ かぬま全国まち変サミット11/10 ◆ 公設市場でセリに参加しよう11/11 ◆ エコライフ・フェアinかぬま11/11 *********************************** ◆ かぬま全国まち変サミット11/10 11月10日(土) 午後1時から、 『かぬま全国まち変サミット』 が開催されます。 このイベントは、全国各地のまちを変える実践者らが集い、 鹿沼の地域づくりを行うためのヒントを、 参加者のみなさんと一緒に考えていくものです。 分科会形式で、8人の実践者(まち変人)たちが、 『まちづくりファンド』や『まちデザイン』など4つのテーマに分かれて フリートークを行います。 参加費は無料。 参加ご希望の方は先着順となりますので、申し込みをお願いいたします。 日にち:11月10日(土) 時間: 午後1時~午後5時 開会式会場:屋台のまち中央公園・屋台展示館 内容: 分科会形式で、8人の「まち変人」が、 4つのテーマに分かれてフリートークを行います。(定員:各40名) ★第1分科会★ テーマ:『まちづくりファンド』 まちづくりのお金の使い方、落とし方について語っていただきます。 ゲスト:本木陽一(高崎CIPなど)、田村光広(しののめ信用金庫) コーディネーター:風間教司(珈琲焙煎士) 会場:屋台のまち中央公園・屋台展示館 ★第2分科会★ テーマ『遊学のススメ』 地域の人たちが、その地域をいかに楽しんで生活していくかを一緒に考えていきます。 ゲスト:橋爪光年(ジョウモウ大学)、近納裕政(茨城県桜川市役所) コーディネーター:青田賢之(NPO法人かぬま市民活動サポーターズ理事長) 会場:かぬま市民活動広場ふらっと ★第3分科会★ テーマ『まちデザイン』 どうしたら住みやすく楽しいまちになるのか、それを探す手法と工夫を学びます。 ゲスト:甲高美徳(K5 ART DESIGN OFFICE)、我妻昇(長井まちづくりNPOセンター) コーディネーター:村瀬正尊((株)マチヅクリ・ラボラトリー代表) 会場:饗茶庵(花蓮) ★第4分科会★ テーマ『自然力 ~ヒト・自然・エネルギー~』 科学に頼り過ぎてしまった現代、改めて自然の恵みと自然の力を再認識しましょう! ゲスト:宝田恭之(群馬大学教授)、山本雄一郎(日光天然氷・四代目徳次郎) コーディネーター:陣内雄次(宇都宮大学教授) 会場:屋台のまち中央公園・掬翠園 申し込み・問合せ: かぬま市民活動広場ふらっと TEL: 0289-60-2212 *********************************** ◆ 公設市場でセリに参加しよう11/11 11月11日(日)、市民の台所「鹿沼市公設地方卸売市場」にて 『市場まつり』が行われます。 地元の新鮮な野菜や鮮魚を買い求められる、年に1度の機会です。 抽選会や農産物品評会に出品された農産物のセリ売りなどのイベントも行われますので、 ぜひ ご家族揃ってお出かけください。 時間は、午前7時から。商品がなくなり次第終了させていただきます。 日にち: 11月11日(日) 時間:午前7時~<商品がなくなり次第終了> 会場:鹿沼市公設地方卸売市場(鹿沼市茂呂1889) 内容:抽選会、青果物・水産物の販売、農産物品評会の出品物のセリ売りなど 問合せ:市場まつり実行委員会(鹿沼市役所農政課内) TEL:0289-63-2191 *********************************** ◆ エコライフ・フェアinかぬま11/11 こちらも同じく11月11日(日)、環境クリーンセンター及びリサイクルセンター周辺にて 『エコライフ・フェアinかぬま2012』が開催されます。 環境問題に対する意識の高揚と人や物を大切にする「もったいない」意識の 啓発を目指し、身近な環境問題やもったいない運動について 楽しく知ることができるイベントです。 時間は、午前10時から午後2時まで。 日にち:11月11日(日) 時間:午前10時~午後2時 会場:環境クリーンセンター及びリサイクルセンター周辺 内容:メインステージ ○セレモニー (きれいなまちづくり標語・花壇コンクール表彰式 ) ・リサイクル自転車・家具抽選会(1)11:00から (2)13:20から ・エコかるたとり大会 11:50から ・環境クイズ 12:40から ○クリーンセンター広場 ・企業や団体のエコ取組みパネル展示 など ○もったいない通り&もったいない広場 ・フリーマーケット(雨天中止) ○リサイクルセンター・周辺広場 ・エコ工作 ・各種アイテム配布(トイレットペーパー・洗剤) など ○エコカー展示 ・エコカーいっぱい!!(トヨタ・日産・ホンダ・ダイハツ) ※もったいないアイテムも回収します 当日、会場では下記のものを回収いたします。 お持ちいただいた方には景品をプレゼント! ・ペットボトル飲料のキャップ ・不要なマイバック ・バッテリー ・ニッカド電池 ・古新聞 ・アルミ缶(10リットルゴミ袋程度以上) 【レアメタル回収】 ・携帯電話 ・ゲーム機 ・ポータブルCD・MDプレーヤー ・ポータブルデジタルオーディオプレーヤー ・デジタルカメラ ・カーナビ ・ビデオカメラ ・DVDプレーヤー 問合せ:鹿沼市環境活動推進会議事務局 TEL:0289-65-1064 |
[週刊かぬまジャーナル]2012年11月10日
芸術の秋みなさん、こんにちは。
スタッフの堀です。 今週の【かぬまにあ】は芸術の秋という事で 鹿沼市睦町にある“川上澄生美術館”にお邪魔して 現在開催中の「川上澄生と棟方志功 日本版ルソーとゴッホの対決」展について 学芸員の原田 敏行さんにお話を伺った様子をお届けしました。 ![]() 川上澄生美術館は、
大正から昭和にかけて活躍した木版画家 川上澄生の作品を展示している美術館です。 驚くことにその収蔵数は約2500点。 季節ごと、または展示会があるごとに入れ替えをし、 一年を通して様々な作品に触れる事が出来ます。 洋館風のデザインは、 川上澄生の作品「日本越後国柏崎黒船館」に描かれている 建物をモチーフに設計されていて、 西洋の分化を取り入れていたころの日本の雰囲気を感じるようです。 1階は無料開放された展示ホールで、 オシャレな赤絨毯の敷かれた階段を上って2階へ上がれば、 そこは川上澄生の優作を展示する有料展示室となっています。 さて、そんなこちらの美術館で 現在開催されている「川上澄生と棟方志功 日本版ルソーとゴッホの対決」展は、 川上澄生と彼の作品に影響を受けた棟方志功の作品を見る事ができる展示会です。 棟方志功は、 青森県出身の版画家で20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人です。 元々は油絵の作家として活動していた棟方志功は、 ある時、川上澄生の作品「初夏の風」を見て、 感銘を受け、木版画家としての道を歩むことになります。 初めのころは、川上澄生の作品の世界観に通じる作品が多くみられますが、 次第に独自の路線を進むようになっていったとの事です。 ![]() ≪初夏の風≫
川上澄生で1926年(大正15年)の作品です。 ![]() ≪貴婦人と蝶々≫
棟方志功で1929年(昭和4年)の作品です。 ![]() ≪普賢菩薩の柵≫
棟方志功の作品です。 実際に棟方志功の作品を見させていただきましたが、 初めの頃は確かに影響を受けた川上澄生の作品のように 多彩な色彩を淡いタッチで描いた作品が多い印象でした。 が、後々の作品に目を向けていくと、 水墨画のような力強いタッチの作品が多くみられるようになっていました。 この様に二人の巨匠の作品を交互に見て、 どの様に変化していったのかが分かるのも この展示会の大きな魅了ではないでしょうか? また、実は今日この後、 午後2時から学芸員の原田さんによる作品の解説が行われます。 二人の作家がもつ世界観やその作品が生まれた時、 作家自身がどんな心境で、 どんな影響を受けてその作品を創り上げたのか、 といったお話を聞く事ができます。 普段、その作品を見るだけでは 知ることのできないような貴重なお話を聞く事ができますよ。 この展示会は、 来年1月14日(月)まで開催されています。 ぜひ皆さん、足を運んでみて下さいね。 ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ *開館20周年記念特別企画展 「川上澄生と棟方志功 日本版ルソーとゴッホの対決」展 会 期:2012年10月6日(土)~2013年1月14日(月) 会 場:鹿沼市立川上澄生美術館 2階展示室、2階ミーティングルーム 住 所:栃木県鹿沼市睦町287-14 TEL:0289-62-8272 開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日:月曜日〔ただし10月8日、12月24日、1月14日は開館〕、 10月9日[火]、12月25日[火]、年末年始(12月28日[金]~1月4日[金]) 入館料:一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円) ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ ◇◆◇ |
おはようございます!
パーソナリティの高賀茂沙緒里です。
鹿沼なう。今回の放送では
鹿沼市睦町にある【川上澄生美術館】へ行ってきた様子をお届けしました!
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川上澄生美術館は鹿沼市街の黒川が近くに流れる、自然豊かな場所にありました。