[かぬまにあ]2013年10月5日
鹿沼の祭り文化を支える名工 彫工・黒崎さん![]() 中に入ると、スーッと清々しい木の香りがして心地良かったです^^ 実際に黒崎さんの作業を見せていただいたのですが、 足で作品を押さえながら、大きなのみを片手に小づちで叩いていくんですね。 見ていると どんどん形ができてきて、面白かったです。 しかも驚いたのは、ほとんど下書きがないこと。 平面の図を見ながら、立体の作品を感覚と想像で彫っていくそうです。 まさに長年の経験と技術があるからこそできる技、だと思いました。 ![]() そして黒崎さんたち職人は、他の彫刻作品を見るとその作った人の人生や性格なども わかってしまうそうなんですね。 そういった想像力や感覚は、修復などを手掛ける彫工にとっては重要で、 作った人と同じように作品を作らなくてはいけないからなんだそうです。 昔の方が作った作品を見ながら色々な技術を学んでいくことも多いそうですよ。 人から人だけではなく、作品を通して学んでいく…素人の私からしたら想像もできないことですが、それを当たり前にやっている黒崎さんは凄いなと思いました。 ![]() そんな黒崎さんが作った彫刻屋台は 来週の土日に鹿沼ぶっつけ秋祭りで見ることができます。 黒崎さん曰く、お囃子の音とともに町内の若衆の方々に引っ張られながら鹿沼市内を練り歩く彫刻屋台の姿が一番良い!ということなので、ぜひ祭りの日に動く彫刻屋台の姿を多くの方に見ていただけたらなと思います。 鹿沼ぶっつけ秋祭の開催日は 10月12日(土)・13日(日)です。 12日は、12時30分~ 今宮神社にて彫刻屋台の繰り込み・繰り出しが、 13日(日)は古峯ヶ原宮通りなどで、朝10時~ 市民パレードや 午後2時~ 屋台の揃い曳きが行われます。 絢爛豪華な彫刻屋台と、 祭りを盛り上げる鹿沼の人々の熱気を、ぜひ間近で体感してみてください。 黒崎さん、ありがとうございました! ![]() さて、来週は引き続き 鹿沼の祭りを支える名工の方をご紹介します。 来週は彫刻屋台を鮮やかに彩る“彩色師”の方です。 ぜひ、鹿沼ぶっつけ秋祭り当日に鹿沼なう。お聞きくださいね♪ |
[カヌマスター]2013年10月5日
今週の鹿沼情報☆今週の鹿沼情報 10/5 放送☆
週末の鹿沼を楽しむための情報を「カヌマスターX」がご紹介! ◆ 口粟野神社秋季例大祭10/5-6 *********************************** ◆ 口粟野神社秋季例大祭10/5-6 10月5日(土)・6日(日)の2日間、 口粟野神社及び周辺で 2年に1度、口粟野町内にある7台の彫刻屋台が繰り出す 口粟野神社秋季例大祭が開催されます。 今年は彫刻屋台が繰り出す年です。 5日(土)の午後3時頃より、各町内の彫刻屋台が お囃子を演奏しながら口粟野市街を練り歩きます。 メインである6日(日)は、 午前9時までに口粟野神社に彫刻屋台が繰り込みます。 その後、お囃子を演奏しながら 口粟野市街を自由に練り歩きます。 午後7時頃からは旧粟野町役場、 午後8時頃からは粟野商工会駐車場にてぶっつけが行われます。 ぜひ、鹿沼の歴史と伝統を現場で体感してみてください。 日にち: 10月5日(土)・6日(日) 場所:口粟野神社及び周辺 問い合わせ(道案内のみ):鹿沼市観光物産協会 TEL:0289-60-2507 |
[週刊かぬまジャーナル]2013年10月5日
RE:RE:RE ヤキソバイブス pt.1みなさんこんにちは!スタッフの北澤です! みなさんいかがおすごしでしょうか? 最近は日中と夜の気温の寒暖差が大きいですよね~。 日中は日差しが強くてアツイな~と思っていると寝る頃には冷え込み、長袖着用みたいな。。。 そんな日々が続いておりますね。 しかしながらこの寒暖差がまた秋らしくて日本の四季だなと感じるポイントである訳で、蕎麦の栽培に関しては今のこういう時期がないと実が膨らまず上手く育たないとも言われる訳で。。。 うまくできてますね、四季というものは。 こんな前説で始まりました、今週の“週刊かぬまジャーナル”!! さっそく更新していきますか!! Leeeet’s go!! 先ほど蕎麦の話に触れましたが、蕎麦は紛れもなく鹿沼の名産品です。 先週、そして今週と話題にしているのは“焼きそば”です。 この“焼きそば”を名産品としている地域はたくさんあり、横手やきそば、富士宮やきそば、栃木でいうと栃木市のじゃがいもいり焼きそば、などなどがあります。 それぞれに特徴があり、それを名乗るにはきっと基準なんかもあると思います。 先週の“週刊かぬまジャーナル”でも少し触れましたが、ひと地域にひと焼きそば屋さんがあるといっても過言ではなく、県とか市のレベルではなく、町単位で焼きそば屋さんがあり、そしてスタイルがあり、その狭いエリアの住民の味になっているのでは?? ココの表現、もうちょい上手くいえれば。。。 例えば、県外の方との会話で出身地を訪ねられたら、栃木県と答える。 県内の方であれば鹿沼市と。。。 鹿沼市内の方であれば○○町と。。。 “焼きそば”に関しては、○○町の○○屋さんというレベルで特徴を持っていると思う。 そして、その特徴は、その地域の住人にとっては当たり前の存在。それが基準。 日本の栃木県、栃木県の鹿沼市、鹿沼市の口粟野。。。 口粟野の“やきそば かりん” ぜひぜひご賞味あれ!! ![]() それでは最後に今週の一曲をどうぞ!
NasでRepresentをお聞きください~。 (下の関連リンクをクリックするとyoutubeにて聴くことができます) represent: 〜を(地元などを)代表する・象徴する |
[KANUMA Stagram]2013年10月5日
professional pt.1![]() 彩色師 澤田 氏 @戸張町
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おはようございます!
今週のかぬまにあでは、来週の土日に開催される鹿沼の秋の風物詩
【鹿沼ぶっつけ秋祭り】に先駆けて、
屋台彫工の黒崎さんにお話を伺ってきた様子をお届けしました。
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黒崎さんは、大田原のご出身。
富山で彫刻の修行をし、東京で働いていた時に
鹿沼の彫刻屋台の展示を見に行った際、たまたま彫刻屋台が壊れ、
修理に携わったのが鹿沼の彫刻屋台を作るようになったきっかけだったそうです。
それから約25年、鹿沼で彫工として現在も活躍されています。
彫工とは、もともとは彫り物をする大工さん、
“彫物大工”という言葉からできたものなんだそうです。
今ではほとんど使われなくなった言葉ですが、
昔からある彫工というものをなくさないように、再び広まっていけばという想いを込めて黒崎さんは彫工として活動していらっしゃるそうです。
鹿沼市日光奈良部町にある黒崎さんの作業場へ行くと、
周りにはたくさんの作成途中の作品や道具、図面が置いてあり、まさに職人部屋といった雰囲気でした。