[放送内容]2024年2月22日
「渡辺豊重追悼展 那珂川とともに」2/22から「もうひとつの美術館」で行われる
『渡辺豊重追悼展 那珂川とともに』では 鮮やかな色のポップな印象の作品から 黒が印象的な〈鬼〉シリーズ、 2016年に「もうひとつの渡辺豊重展」を開催した時に公開制作された 【動刻(祈るものを求めて)】などが展示されます。 渡辺さんと交流があった方々の秘蔵作品や、遺作となった作品も。 そして「那珂川とともに」というタイトルを 最も象徴するのが一番奥の展示室です。 ※展示室前の廊下にも作品を展示↓ 初公開の作品もある〈時雨 クナセ〉シリーズは
和紙と墨汁を用いて、那珂川と雨が描かれています。 複数が東日本大震災の日に描かれたものだそう。 心に大きな衝撃を受けたであろう様子が 絵を通して伝わってきました。 また、同じ展示室にはチラシにも掲載されている 休耕田をテーマとした作品も数点、展示されています。 3/2には、ギャラリートークも開催。
作品と同時に渡辺さんの人生や気持ちの変化も辿れる追悼展となっています。 ぜひ、ご来館ください。 *・゜・*:.。.*.。.:*・☆*・゜・*:.。.*.。.:*・☆ ☆イベント開催☆ 【ギャラリートーク】 渡辺豊重氏と親交のあった有坂隆二氏と梶原紀子館長が 渡辺氏とのエピソードを交えながら展示作品について語ります。 日時:3/2(土)14時~15時 定員:20名(当日受付で先着順) 場所:もうひとつの美術館展示棟 参加料:無料(別途、入場料が必要です) *・゜・*:.。.*.。.:*・☆*・゜・*:.。.*.。.:*・☆ ★「渡辺豊重追悼展 那珂川とともに」 期間:2024年2/22(木)~3/10(日)※月曜は休み 入場料:大人 1,000円、大学生・70歳以上 800円 小中高生・障がい者・重度の方付添 500円 障がいのある小中学生 400円 【もうひとつの美術館】 住所:那珂川町小口1181-2 時間:10時~17時(入場は16時30分まで) 休館日:毎週月曜日 (月祝は開館し、翌日火曜に休館) お問い合わせ:0287-92-8088 |
30年ほど前に那珂川町(旧馬頭町)の久那瀬にアトリエを構え、
お住まいだった川崎と行ったり来たりして
作品づくりをされてきました。
※2013年に那珂良しラジオでアトリエの様子をご紹介しています↓
https://www.berry.co.jp/nakagawa/mytown/index_sp.php?date=1370962800
独特のリズム感、ユーモア、ウィットを持ちつつ、
“生きること”の歓喜と哀愁を主に彫刻や絵画で表現してきた渡辺さんは
栃木県障害者芸術展(Viewing展)の選考委員を務めたり、
小砂環境芸術祭(KEAT)で特別出展や特別顧問をされるなど
地域の様々な芸術文化の普及と啓蒙にも多く協力されてきました。