[放送内容]2014年4月30日
第12回 花の風まつり![]() 鳥のさえずり、カエルの鳴き声、
小川の水の音に風の音・・・ 那珂川町の豊かな自然を感じられるこの場所に 岡倉さんが引っ越してきたのは13年ほど前。 ![]() 都会暮らしをしていた岡倉さん。
自然の中で暮らしたいと移住先を探していた時の 候補の一つが那珂川町だったのだとか。 住むところを訪ね歩いていくなかで 初対面にもかかわらず 「お茶でも飲んでいきな~」 「おみやげ、持っていきな!」 と温かく迎えてくれる地元の方たちに感動し 那珂川町に移住することを決めたそうです。 この素敵な町で、何か楽しいことを皆で出来たら・・・ 自分がそうしてもらったように、 縁側で地元の人たちとお茶を飲んでふれあい、 楽しむイベントが出来たらいいな・・・ そんな想いを那珂川町の人たちに打ち明けたところ 「じゃあ、やろう!」と形になったのが 『花の風まつり』。 誰でも参加OK!内容は好きなことでOK! 皆がそれぞれの代表で、会場も自分で用意。 思い思いの方法でお客様をお迎えします。 というわけで、メイン会場があるわけでも、 実行委員会があるわけでもない。 なんとも不思議なお祭りなのです。 で、結局 どこに行けばいいのよ?って? とにかく、那珂川町にお越しください! 『花の風まつり』は那珂川町の全域で行われています。 “花の風まつり”と書かれた 手作りのノボリ旗を見つけたら、そこが会場のひとつ。 (まずは道の駅ばとうの観光センターに行くといいかも?) チラシを手に入れて、MAPを眺めながら 気になる場所に行ってみてください。 お店はもちろん、お寺や個人の自宅(!)でも それぞれ個性的な企画を用意して 皆さんをお待ちしています。 お話を聞かせてくださった岡倉さんも参加者の一人。 岡倉さんの作品のテーマは“笑顔”。 ![]() かわいらしい絵柄と
鮮やかで透明感のある色合いが素敵です。 見ているだけで、 不思議と心に よろこびが湧き上がってきます。 岡倉さんによる“ほほえみのほとけ展”は 乾徳寺さんの本堂にて。 ![]() この時期、乾徳寺は白藤の花が見頃です。
その下で甘茶も楽しめるそうです! その他にも、各エリアの特性や 地元の方たちの趣味や特技を活かした催し物が満載! 木々の新緑に色とりどりの花々も 目を楽しませてくれます。 新学期、新生活でバタバタだった4月。 ちょっと疲れちゃった・・・なんていう方、 『花の風まつり』で那珂川の豊かな自然と 温かな人のぬくもりに触れれば 心が元気になる!かもしれませんよ♪ *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・ 【花の風まつり】 日時:4月29日(火)~5月6日(火) ※会場によっては5日までのものや、 開催日が限定されているものもあります。 詳しくはチラシをご覧ください。 場所:那珂川町全域(参加会場にノボリ旗あり) お問い合わせ:那珂川町観光協会 0287-92-5757 ![]() |
2014年4月23日
第18回 小砂焼 春の陶器市那珂川町小砂(こいさご)――この地区では
江戸時代の末期から“小砂焼”という焼き物が 作られています。 小砂焼の最も古い窯元は約160年続く『藤田製陶所』。 この藤田製陶所の敷地内で5月4日・5日と 恒例の『小砂焼 春の陶器市』が行われます! 今回は、藤田製陶所6代目の 藤田 眞一(ふじた・しんいち)さんに ご案内いただきました。 ![]() 小砂焼の一番スタンダードな色合いがコレ。
茶色に混じった金色の斑点のようなものが 分かりますでしょうか? (写真だと薄茶色の部分です☆) ![]() これは金結晶と呼ばれるもの。
赤茶色の釉薬(うわぐすり)の塗り、焼き上げると この何とも言えない美しい小花のような金色が 浮かび上がるのです。 どのように金結晶が出るかは焼きあがるまで分からないため 同じようなデザインでも、一つ一つが違います。 春の陶器市では藤田製陶所を始め、 町内外の窯元さんによる作品が並ぶので ズラリと並んだ陶器の中から お気に入りの一品をじっくりと選ぶのも楽しそう♪ また、陶器市では販売だけでなく ろくろ体験、手びねり、絵付けといった 手作り体験も出来るそうで・・・ やってみました!人生初の ろくろ体験~~!! 藤田さんが土をこね、芯出しという作業をして 準備を整えてくれました。 くるくると回る ろくろの上の土。 初めて、土に・・・ペタリ。 「わぁぁぁぁ滑らか気持ちいいぃぃぃぃ!!!」と 思わず叫んでしまうほど(笑) つるつるで触れているだけで癒されます。 頭に描いたイメージを指先へと伝えるのですが 無理をすると中心軸がズレて ぐゎんぐゎんな感じに・・・(笑) ![]() ![]() しかし、藤田さんにサポートしていただき
どうにかこうにか、湯呑みとして形になりました! 番組ではここまででしたが、 実はこの後、お茶碗にも挑戦したのです。 へたっぴだけど、だからこそ もっと上手くなりたい、 もっと作りたい!って思えます。 作品の出来上がりは1カ月後・・・ということで 当日、スタジオには藤田製陶所で販売されていた 角皿をお持ちしました。 眞善さんがとっても気に入ってくださって 一生懸命、選んだ甲斐がありましたー!!! 陶器市は、陶器の販売、手作り体験のほか 地元の方たちによる、毎年人気の餅つき!や 模擬店、呈茶、写真展、十二単の無料着付け体験、 フラダンスの披露――など 企画が盛りだくさんです! 駐車場も多く、そこまで混みあったりはしないということなので じっくりゆっくりと時間を過ごせそうですね♪ 家族で、お友達で、カップルで、お一人様で 春の陶器市にぜひぜひお出かけください!! *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・ 『小砂焼 春の陶器市』 日時:5月4日(日)・5日(月祝) 両日とも午前9時~午後4時 場所:藤田製陶所入口(栃木県那珂川町小砂2710) お問い合わせ:0287-93-0703 ![]() |
2014年4月16日
今週末開催!『北関東チェンソーカービングショー』もしも、木に彫刻をするとしたら何を使います?
やっぱり彫刻刀?それともノミ? いやいや、チェンソーがあるじゃないですかっ!! そう、エンジンや電気といった動力で動く、 ノコギリのようなもの。。 木を切るだけでなく、その木をさらにチェンソーで彫刻する チェンソーカービング。 10年ほど前から日本でも広まってきたのだとか。 このチェンソーカービングのショーが なんとなんと!今週末に那珂川町で開催されるんです! しかも、北関東初!! 今回は、チェンソーカービングがどんなものなのか 北関東チェンソーカービング実行委員の 事務局担当・青柳 俊明(あおやぎ・としあき)さんと ご自身もカーバーだという福田 敏夫(ふくだ・としお)さんに お話を伺いました! お邪魔したのは福田さんの作業場。 福田さんは、昨年、日本最大規模のチェンソーアート競技大会で 全国第3位の成績を収めたそうです! どんな作品が出来るのか・・・楽しみ!! まず、これが材料になります。 ![]() 直径50cmくらい?立派な丸太です。
今回の大会では、那珂川町の八溝杉が使われるのだとか。 それを大中小と様々なチェンソーを使い分けて 彫刻していきます。 この日使ったのは、大きなものでも全長60cmほどと 思ったよりは小さめ。私でも片手で持てます! が、持ち続けるとなると それなりの重さです・・・ ![]() 頭の中で設計図を描き、
無駄のない動きで どんどん形が作られています。 30分もすればもう形に。 仕上げに表面を磨いて・・・色を付けて、黒い丸いの?をつけて、、 出来上がったのはイチゴロー! ![]() 杉の赤みを生かして、作ってくださいました☆
しかも「RBZ」のロゴ入り~~♪ バーナーで焼いて黒字になっています。 イチゴローと台座部分は・・・ ちゃんと、くり抜かれているんです! 私の指4本分の幅。すごーい! ![]() 今回の「北関東チェンソーカービングショー」では
全国から凄腕のカーバーさんたちが集結し こういったチェンソーカービングを披露してくださいます! 見るのはもちろん販売も♪ お値段は交渉制だそうです。 リクエストも受付可能、ということで 愛犬や愛猫の写真を持っていくと そっくりに作ってもらえちゃう、かも?? おうちのお庭に、インテリアに、いかがですか?? *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・ 【北関東チェンソーカービングショー in 那珂川】 日時:4月19日(土)午前10時~午後3時 4月20日(日)午前 8時~午後2時 場所:まほろばの湯(栃木県那珂川町小川1065) |
2014年4月9日
平成桜&桜ジェラート♪今回は那珂川町の桜を満喫!するべく
『道の駅ばとう』にある観光センターへとやってきました。 案内をしてもらうために 那珂川町観光協会の事務局長である 大金 佳宣(おおがね・よしのぶ)さんと 待ち合わせをしていた・・・のですが ![]() ご覧のとおり、空はどんよ~り。
雨が降ってきてしまいました(+_+) しかし「那珂川沿いの桜並木はここからでも見えるよ!」と いうことで、急きょ この大きな窓から桜を眺めつつ お話を伺うことに。 まだ花は咲いていなかったので お花見気分を盛り上げるため・・・ 同じ観光センター内にある“アイス工房 武茂の里”で 季節限定の“桜”ジェラートをゲット! ![]() 綺麗な桜色の中には桜の花の塩漬けが。
甘じょっぱくて、ミルク系だけどサッパリ。 コクのある甘みの秘密は桜のリキュールなのだとか。 『アイス工房 武茂の里』の皆さんによる オリジナルレシピの“桜”ジェラートは 5月いっぱいまで販売予定です。 シングルが300円、 ダブルは2つのフレーバーが選べて350円♪ 「そのほかにもこの季節は“生いちごミルク”も おすすめですよ!」と笑顔でお話ししてくださったのは 『アイス工房 武茂の里』の岡崎 里子(おかざき・さとこ)さん。 ![]() 平日でも盛況な人気店です。
ぜひ、全フレーバーを制覇してみて! ------------------------------------- さて、観光センターからも見える「那珂川沿いの桜並木」は “平成桜”と呼ばれる並木。 昭和から平成へと時代が変わる際に 北向田 さくらの会の有志の方々により植えられたものだそう。 植えられた桜は108本。 煩悩の数ともいわれる108になぞらえて植えられた木は 20年以上の時を経て、見事な桜並木へと変身しました。 並木の下は芝生になっているので ごろーんと寝転んでお花見も出来ちゃいます。 駐車場もあるので 大勢でわいわいとお花見をするにはうってつけ! 取材にお伺いしたときは開花が確認できませんでしたが・・・ 放送日現在、平成桜は八部咲きくらい。 行った方にお写真をいただきました☆ ![]() 週末にかけてが、一番の見頃となりそうです!
ぜひ、お出かけあれ~~!! *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・ 【道の駅ばとう・観光センター】 住所:栃木県那須郡那珂川町北向田179-1 ≪那珂川町観光協会≫ お問い合わせ:0287-92-5757 ≪アイス工房 武茂の郷≫ お問い合わせ:0287-92-0061 営業時間:9時~18時(4月~10月) 9時~17時(11月~3月) 定休日:不定休・年末年始 *:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・ 【那珂川沿いの平成桜】 住所:那珂川町北向田 ※国道293号線の若鮎大橋のあたり 馬の銅像を目印にお越しください。 ![]() |
2014年4月2日
イワウチワが見頃です♪4月からリニューアルした那珂良しラジオ!
私、Rioこと鈴木涼子が 那珂川町の魅力を10分間に ぎゅぎゅっと凝縮してお送りします。 これから よろしくお願いします♪ 今回、ご紹介したのは 那珂川町でこの時期、見ごろとなる富山地区のイワウチワ。 舟戸イワウチワ保存会・会長の益子 操(ましこ・みさお)さんに お話を伺いました! ![]() イワウチワ・・・岩の団扇??
いえいえ、こちら 花の名前なんです。 高山植物で、ヒノキの木の根元を びっしりと埋めるようにイワウチワの群生が! ![]() ワイルドな名前に反して、この可憐さ!
![]() ![]() 益子さんが子供のころは
「イワザクラ」と呼んでいたということで 色も形も、ちょっと桜っぽいですよね♪ 今年の開花が確認されたのは3月23日。 山の上の方から下の方へと徐々に満開を迎えるそうです。 ちなみに4月2日現在は上の方が満開とのこと。 こちらは山を歩きながら、群生を眺めるので お出かけの際には軽い登山をするつもりで 動きやすい格好で行ってくださいね。 そして、現地では環境保全のために 入山料200円をいただいています。 ご協力くださいm(_ _)m 群生地入口まで車で乗り入れることもできますが、 その手前の駐車場に車を停めて、 林道の山野草も楽しみ歩いてイワウチワ群生地へと向かうのが 益子さんのオススメです☆ 那珂川町のイワウチワは 今回、ご紹介した舟戸(ふなど)群生地のほか、 金谷(かなや)群生地でも見ることができます! どちらも武茂(むも)郵便局付近の立て看板を目印にお越しください。 また、イワザクラと同じく この時期、見ごろを迎えるカタクリ山公園のカタクリの花も 本日、満開となっているそうです!! 那珂川の春の花々に会いに行ってみてくださいね♪ ~舟戸群生地の入り口にある休憩所より~ 散策でおなかが空いたら、ここで一服!! ![]() |
今年で12年目となった、このお祭り。
「お祭り」といっても他とはちょっと違うんですよ。
詳しいお話を聞きに
『花の風まつり』発案者の一人で画家の
岡倉 石朋(おかくら・せきほう)さんのお住まいがある
小砂の“よろこびの森”を訪ねました。