[MY TOWN なかがわ(2014年3月放送終了)]2013年7月3日
MyTown #92♪ 浮世絵に描かれた富士山展 開催 ♪![]() 今回の企画展はテーマが「富士山」ということで
江戸・明治・昭和・・と時代背景が違う絵師が同じ山「富士山」を描く・・ それぞれの作品を見ると「同じ富士山」をどう捉えているのか どう見ているのか・・色も大きさも主張も様々。 庶民の生活の風景の中に描かれた富士山はまさに 移りゆく時の流れの中にあって微動だにせず 日本という国を見守り続けて来たのだな・・と思います。 (*´▽`)o゚★,。・:*:・☆゚" 今回の企画展のポスター・パンフレットなどに描かれた 歌川豊国の富士山はどーんと鎮座しその雄大な裾野をゆったりと 広げた力強さを感じませんか? 富士山もツンと尖った勢いを感じます。 でもこの展示では全く違う憩うような富士山や あまりにも日常にあり過ぎるのか・・おまけのように ちょこんと描かれたものもあるので・・ 作者の視点によってこうも違うものなのか・・ 時代背景なども感じながら見ると面白いと思います。 ((o('∇'o)(o'∇')o)) ![]() 広重美術館には前に行ったことあるからなぁ~・・ そんな風に思われていませんか? いつも広重の同じ作品が見られるわけではないのです。 広重美術館にはおよそ4000~5000展の作品が所蔵されています。 浮世絵に使われている紙も色も画材の全てが非常に デリケートなので1度展示された作品は少なくとも1年以上は 暗く涼しいところで休めせなければならないのです! つまり広重美術館に展示されている作品を見損なってしまったら もう見ることは出来ない!!かもしれないんです! 7/6(土)には館長による作品解説(ミュージアムトーク)も 行われますので是非お出かけください♪ ( ^o^)γ゜~~~~ また美術館ロビーでは広重の浮世絵をモチーフにしたグッズや 那珂川町の特産品なども販売しておりますのでそちらも要チェックです! ![]() もう一つ見逃してはいけないのがこの美術館の「建築」の部分!
世界的活躍されている建築界の大物「隈 研吾」氏による設計で 屋根や建物全体を細い「八溝杉」で格子状になっています。 これは広重の作品にある「雨」をイメージしてデザインされているのです。 内装も烏山和紙などを使用し斬新なデザインの中に和と洋の バランスのとれた風合いを活かしています。 ヽ(*゚O゚)ノ オォー 隈さんと言えば歌舞伎座や石の美術館などを手掛けた方で 建築に興味をお持ちの方や学生さんなどにとっては 隈研吾氏の出世作のひとつであると言われる比較的初期の作品 である「広重美術館」はとても貴重で見逃せないものなのだそうです。 春夏秋冬それぞれの四季の風景と一緒に見ることで なお一層「絵になる美術館」になるのです。 また夜になると美術館の山側の竹と建物と光のなんとも 幻想的ともいえる風景を見ることも出来ます。 .。゚+.(´▽`)。+.゚+ ![]() 日本人の心の故郷「富士山」は[/color]「世界の富士山」[/color]になりました。
これからも[/color]日本の誇り[/color]として大切にしていきたいですね♪ (〃 ̄∇)」やっほ~♪/~\∞ (*^▽^*)ゞ 那珂川町馬頭広重美術館 定休日 :月曜日(祝日は営業・翌火曜日休館) (展示替えのための臨時休館あり) 開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30) 入館料 :大人500円 高・大学生300円 70歳以上と中学生以下無料 障害者(手帳持参)&付き添い1名は半額 「浮世絵に描かれた富士山展」 期間:7月5日(金)~8月4日(日) ミュージアムトーク(作品解説):7月6日13:30~(予約不要) お問い合わせ:0287-92-1199 ![]() |
7/5から「浮世絵に描かれた富士山展」が開催されます。
企画展は1年以上前に内容を決めるのだそうで
奇しくも世界文化遺産として登録されたタイミングは
とてもいい偶然でしたね!・・と言ったら・・実は!
1年前に世界遺産登録に及ばなかったときに市川館長は
「たぶんまた来年の今頃登録申請に出されるよ」
という話を聞いたときに
「よし!この時期に富士山やろう!」
と決めたのだそうです!このタイムリーな企画展は
偶然ではなく館長の先見の眼にあったんですね(笑)
(σ^▽^)σ ヾ(´▽`*)ゝ"