[チャレンジing Photo]2017年8月22日
【古布ものがたり・灯心庵】![]() 松本さん曰く、古布には物語があるという。 布を広げると、当時付いたであろう汚れや傷。 中には、「不合格」といった文字が書かれていることも。 それぞれの布にはそれぞれ歩んできた歴史、 そして、ものがたりがあるのだという。 店内は所せましと古布商品、骨董品が並べられている。 ![]() そんな大好きなモノに囲まれながら、松本さんは 笑顔で、楽しく、仕事をしている。 最近巷では「和装ブーム」が流行しており、 昔ながらの和装を崩して着てみたり、 今風のアクセサリーと合わせたりする若者が増えている。 一見、本来の和装とは程遠いと思いがちだが、 松本さんは、うれしくて仕方がないのだ。 ![]() 昔は昔の物語。 今は今の物語があるから! ![]() |
それと同じように、ものにも歴史がある。
例えば、「布」。
布は、我々人間の身を守り、
同時に、華やかさをもたらしてくれる。
それは今も昔も変わらない。
そんな布、つまりは「古布」こそ、
今回のテーマでもある。
灯心庵の代表、松本さんは、
高校時代から集めている古布をリメイクし、
洋服、バッグ、アクセサリーへと新たな息吹を
吹きかけるデザイナー。