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AuDee CONNECT 03:00~04:00
2025/5/7 03:48/今日の私はキゲンがいい/HALCALI
もうニュースにもなり、新聞に掲載されているのでみなさんご存知かも知れませんが、下野市の天平公園内、国分寺跡の隣にあります前方後円墳の「甲塚古墳」(かぶとづかこふん)から機織形埴輪が2体出土しました!!
これは日本に誇れるビックニュースです!
しかも、機織り機全体の構造がわかるほど残っているのは初めてなんです!
6世紀後半のものとなると1500年も前ですよね?
組み立てられるほど残っているって本当に貴重だと思います。
今回出土された埴輪は機台を使用する新しい形式の「地機」と弥生時代から古墳時代後期ごろまで使用されていたと考えられる「原始機」の時代をまたいだ2種類。
下野市ではユネスコ世界無形文化遺産に登録され、下野ブランドにも認定されている結城紬の生産がさかんでした。
となると…まさか1500年も前から機織りが盛んな地域だったのかもしれない…!?
なんて想像すると歴史のロマンが広がりますね❤
そして今回は機織形埴輪が見つかったことにより、被葬者は女性である可能性が出てきたんです!
理由は…
✎機織り機に座ってるのは女性と考えられる事
✎埴輪は被葬者の身分を象徴するものが多いとされている
✎以前出土した馬形の埴輪には横座のあぶみが1つで女性用であること
✎1級の前方後円墳でなく、特殊な形(帆立て貝形)をしている事
などから"首長クラスの女性"ではないかと推測出来るそうです。
下野市は昔から国の重要なお寺などが置かれ、現在も貴重な史跡が沢山あり、発掘調査なども丁寧に進められて来ました。
また一歩歴史が紐解かれたと思うと胸が高まります。
ではみなさんに現在展示中の下野薬師寺歴史館の様子をちょっとだけお見せしましょう!