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2024年7月12日

『“今やろうと思ったのに!”その正体は?』

「宿題は終わったの?」
「明日の準備はできてる?」
…など、強く言ったつもりはないのに、
お子さんが 急にヘソを曲げて
「今 やろうと思ってたのに!やる気が無くなった!」
な~んて言われてしまうこと…ありませんか?
(ありますよね~。これからの夏休みも 多発しそう…。)

多くの親御さんが 経験しているであろう、
このシチュエーション。そうなってしまう原因は
一体なんなのか? また、その対処法について、
今日は 考えてみたいと思います。

:::

まず、「今やろうと思ってたのに!」
…と言う時の 気持ちの正体は、
“心理的リアクタンス”と呼ばれる、心の現象です。
「リアクタンス」というのは「反発」という意味で、これは、
「自由を制限されるほど、その自由を取り戻そうとする」という
人の心に起こる 自然な反応だと言われています。

例えば、「説得されると、抵抗したくなる」とか
「命令されると 背きたくなる」など。より身近な例では…
「見ちゃダメだからね!」と言われると、
逆に 気になってしまったり…、
これも、“心理的リアクタンス”ですね。

そもそも人の心には、
「自分の意思で自由に決定し・行動したい」
という欲求があって、その自由が奪われると、
とっさに反抗し、自由を“回復”しようとする 心が働きます。
お子さんが、「今やろうと思ったのに!」と逆らうのは、
まさに、自分の心の自由を守ろうとする、
自己防衛の表れなんですね。

:::

なので、“心理的リアクタンス”を刺激せずに
お子さんの行動をうながすには、自由を奪うような
命令・説得するような 言い回しを避けること、
決めつけた言い方を 避けることです。

例えば…、「宿題しなさい」ではなく、
「宿題しようとしてるの?
いいね♪ じゃあ、ママは○○しようかな♪」と、
ちょっと距離を取ったり…。
「歯磨きしなさい」ではなく、
「そろそろ寝る時間だね、歯磨きする?
それとも、お着替えする?」…というように、
選択肢を与えるだけでも、“心理的リアクタンス”は
軽減するかも知れません。

:::

ポイントは、お子さんの置かれている状況を見ながら、
自由を与え、“自分で決めさせる”こと♪
もうすぐ始まる 夏休み、お子さんが 家にいる時間が多いと、
こうした場面が とくに増えると思いますが、
是非、この“心理的リアクタンス”を 意識して、
効果的な声掛けが できたらイイですね!
 

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