NYでも沢山の日本人が、いろんなジャンルでがんばっています。
今回は、ミュージシャンであり音楽関係の出版社でも仕事をしている
OSHO（オショー）さんのお宅におじゃましました。
日本人のお父さんとアメリカ人のお母さんをもつハーフの方です。
彼は、最近日本人のとってもキレイなクラッシクバレエの先生と結婚され2人で暮らしています。
トランペッターで自らバンドを組んでCDも出しています。
先週金曜日に、僕の番組でも紹介しましたが、スカパンクっぽいノリのいい
音楽で気に入りました！
日本にも演奏の仕事で来日しているそうです。
今回、すっかり仲良くなりました。また一人NYに友人ができてよかった～！
こんな出会いも旅の醍醐味ですね。
アパートは、タイムズスクエアにも近い、いい場所でした。家賃はさすが
マンハッタン～20万以上するそう～。
そのため、知り合い関係や日本の観光客へも、一部屋を貸してるそうです。
４１ｓｔ　NY　で検索してみて。いろんなNY情報も教えてくれるしオススメです。まあ、日本で言えば、「食事なしの民宿」という感じかな？
NYだからかなりオシャレな民宿だけど・・・。

ハーレムにある古～い劇場。
「ソウルの殿堂、アポロシアター」です！
マイケルジャクソンやスティービーワンダーがここで歌い世界へと飛び出しました。ブルーアイドソウルのホール＆オーツもここでライブをしたことがあるんだよね。まさにソウルアーティストのルーツであり夢の場所です。
今月、B-HOTルーキーズでパワープレイしている「清水翔太」君も、この間
アポロシアターのアマチュアナイトのゲストで歌って、地元でも絶賛されました。過去にも日本人アーティスト（平井堅さん）が度々このステージに登場しています。
外見はかなり古く、正直、今にも崩れそうだけど、やっぱり歴史ある劇場。
ハーレムのシンボルだね。

さて、ハーレムで見たかったのは、本場のゴスペル。
ちょうど日曜日なので、オススメの教会に行きました～。
（みんな正装してくるので、行くときに観光客でもジーンズなどのカジュアルな服装はやめたほうがいいです）
アメリカ南部や黒人社会を中心に発展してきたゴスペル音楽。
黒人霊歌とも言われてますが、魂が救われた喜びと感謝を神に捧げ伝えるための宗教歌です。
ハーレムでは、観光客を受け入れている教会も多くあるそうです。
入場料はないけど、回ってくる募金袋には数ドル寄付します。

初めてハーレムでみた本場のゴスペルの感想は～
「とにかく情熱的！体から感情が溢れてくる感覚！」
いや～これまでもいろんなライブを観たけど、初めての体験だったな～。
クワイア（聖歌隊）の歌に合わせ、叫びまくる人、床にうずくまって祈りを
捧げる人、号泣しながら歌う人・・・。とにかく溢れる感情や気持ちを思いっきりぶつける感じ。　日本人は、あんなに感情表現できないよな～。
迫力のあるパフォーマンスと共に黒人音楽の原点を知った気がしました。
ホント！素晴らしかった。。。あらためて「音楽の力」を感じました。

今回のNYでの滞在で、目的のひとつ「ハーレム」
マンハッタンでも上の方、アップタウンになります。
昔は、黒人の住む治安が悪い地域と言われてましたが、最近は治安も良くなって、ホテルやレストランも増え、一気にオシャレになってきたとの事。

ハーレムが形成されたのは、1920年代、南部から職を求めて多くの黒人が
移住してきてから。ジャズやゴスペル（教会での音楽）文学などの文化が
一気に開花して「ハーレムルネッサンス」と呼ばれる社会運動の中心地になったんですね～。

まずは、ハーレムで有名な「シャッターアーティスト」つまりシャッターに
絵を描く画家のフランコさん（写真の方です）
殺風景な街並みをアートにしたことで有名になり、今では世界中から招待され
いろんな場所で絵を描いています。
まさに、街をキャンバスにしたアーティスト。こんな絵だったら落書きされてもいいかも？
とにかく、NYにはこんな「街のアーティスト」たちが沢山いるんだよね。
街のあちこちで様々なウォールペイントを見かけます。これがなかなか
似合ってしまうのは？やっぱりNYの街だから？

展望台「TopOfTheRock」のあるロックフェラーセンタービルを下から眺めると～こんな感じ。

月がいい感じでしょ？