[番組情報]2017年5月9日
今週も引き続き、有限会社アップライジング 代表取締役社長 齋藤幸一さんにへインタビューしていきます!![]() アジア諸国はハイウェイ出来始める等、 インフラの整備が進み、車社会の発展が予想される地域。 ですがその反面、意外にも 肝心の車を修理する企業・工場がないと言います。 そこで、ホイール修理技術を広めていく拠点として 親日家も多いベトナムを選びました。 ベトナムは1億人近い人口ですが、その平均年齢は27歳。 今後の産業成長に期待できるという点も 理由に挙げられます。 また、ベトナムでは技能実習制度を取り入れており、 その実習生が、日本で学んだ技術を母国で発信していくこと。 これが斎藤さんの理想に、ぴったりハマりました! この実習制度はカンボジア・中国なども取り組んでいますが、 先ほど挙げた理由も加味され、ベトナムとなりました! ![]() ベトナム進出をするにあたって 合弁形式をとったアップライジング。 なんでもベトナムでは、合弁会社を組むと、 営業ライセンスや、その他許可が取りやすく、 独自だと、ライセンスや許可が中々下りないので 手続きに手間がかかります。 なので、アップライジングでは、合弁会社とともに ベトナムに技術を伝えていく方法を選びました。 また合弁会社など、取引先の商売の拠点でもある本社が ハノイに集中しているため、 アップライジングもハノイに拠点を置いています。 ![]() 現在、アップライジングには ベトナムの技能実習生が3人職場で働いており、 さらに、今月から新たに3名が入社するそうです。 斎藤社長が話す、日本での実習生は、 「安い賃金」「職場環境が良くない」「歯車として扱われる」 といった、悪いイメージが広がっていると話します。 これらを払拭し、本来あるべき形の「実習生」という姿で、 技能・知識、そして道徳。 それを日本で学んで、母国で発信してもらう。 こういった技術者の育成や、日本の技術や文化を しっかりと伝えていける職場づくりを目指していきます。 ![]() ですが、車の修理技術があっても、 ベトナムには、それを生かす職場がありませんでした。 そのため、彼らを受け入れ、学んだことを発揮できる場所 「アップライジング・ベトナム」を設立しました。 ![]() |
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、
海外展開のキーポイントを探っていきます。
先週に引き続き、「やるぞ、やるぞ、やるぞー!」
のCMでお馴染み、宇都宮市と太田市に店舗を構える
中古タイヤ専門店 有限会社アップライジング
代表取締役社長 齋藤幸一さん に、お話を伺いました。
日本だけでなく、
海外へもタイヤを輸出している、アップライジング。
これは「海外へ日本型の道徳・倫理経営を広げていきたい。
それを東南アジア諸国に広げていくことが大切。」
という斎藤社長の思いから実現しました。