[番組情報]2017年11月7日
今週は、松川屋那須高原ホテル 代表取締役 廣川 琢哉(ひろかわ・たくや)さんへのインタビュー!![]() 栃木を代表する観光地である那須町では、
インバウンドにも力を入れており、 松川屋では、お客様のご要望に応じた 「自転車」や「お花」のパンフレット等、 様々な言語(英語や中国語・タイ語等)の パンフレットを用意しています。 特に台湾・香港・タイの観光客は、自転車に非常に興味があり、 那須高原をサイクリングしたい。 という要望を持っている人が多いそうです。 廣川さんが見るには、那須町には台湾からの観光客が多く、 その背景には那須町が台湾との交流も深く、 町長もトップセールスを行うなど積極手に活動していること。 また、台湾は自転車の大手メーカーや世界レースが行われるなど 自転車に馴染みがあることから、那須町のサイクルツーリズムが 無理なく受けいれられているのでは、と言います。 ![]() 11月には台湾で観光博(旅行博)が行われ、
廣川さん自身も那須のセールスを行います。 最近は「那須町」という名前も認知され、 ブースを探してくる現地の方も多くなってきたそうです。 観光博は、日本だけでも全国の観光地から 旅行関係者が集まるため、 京都や北海道といった観光地に埋もれないよう、 リピーターを中心としたセールスをするなど、 工夫を凝らします。 近年、ツアー利用ではなく、自分で(個人で) 飛行機やホテルを予約するなど観光の形が変わってきており、 そのため、那須方面では、周遊観光バスの多言語化、 バス停とバスに番号の割り振り、 観光エリアのバスに無料Wi-Fiの設置など、 様々な取り組みをしています。 バスに番号を割り振るという一見シンプルな取り組みですが 目的地の番号を伝えるだけで、 間違えることなく観光地にたどり着けるため 簡単かつ非常に効果的な仕組みなっているんです。 ![]() そして、那須町のインバウンドについては
アジア圏だけでなく、欧米からの観光客も増えてきているため そのセールスを広げることはもちろん、 空港からのレンタカー利用客、 東北方面の中継地として利用する観光客も増えているため、 多様化するニーズに対応していくことが必要で 『便利で楽しくをモットーに、知恵を振り絞りたい』 と話していました。 ![]() また、那須町は都心から新幹線で1時間弱という
アクセスの良さを生かして、二次交通(バスやタクシー)等 天候に左右されずに旅行ができる環境 を充実させなければいけない。とも、廣川さんは言います。 このお話の続き、廣川さんには、来週もお話を伺っていきます。 今回お邪魔したお部屋は、那須の山々を一望できる とても素敵なお部屋でした! ![]() |
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、
海外展開のキーポイントを探っていきます。
今週は、
松川屋那須高原ホテル 代表取締役
廣川 琢哉(ひろかわ・たくや)さんに、お話を伺います。
鹿の湯源泉かけ流しの宿である、松川屋那須高原ホテルは
豊かな温泉、老舗の良さと新しい感覚が調和したホテル。
その代表である廣川さんは、
那須観光協会の会長も務めています。