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B-HOT!(10:55) 10:55~11:00
2024/5/8 10:55/春眠/umitachi
栃木県香港事務所の駐在員・渡邉邦彦さんに、香港の経済状況、
また進出企業についてお話をお聞きしました。
まず、香港の経済状況を把握する一つの指標として、不動産という視点からの
アプローチをするとわかりやすいですね。
香港という場所は不動産価格が世界でもトップクラス、
中心地はニューヨークの中心地よりも価格が高いと言われています。
また、その不動産価格は上昇を続け、高止まりというのが現状です。
そのため法人の拠点としていた場所から撤退した企業や、
特に飲食店は閉店を余儀なくされるという自体も起こっているそうです。
本題の経済に関してですが、香港では2011年、2012年と、
消費者物価指数が4〜5%ほど上昇しており、
香港経済としては現状インフレ状態が続いています。
その中で、特に外食チェーンなどの企業が果敢に
チャレンジを続けています。上述した通り、香港中心部は不動産価格が高いので、
それを解消する企業の策としては中心部から少し離れた郊外にまず一号店を出し、
そこから展開していくという形をとっています。
そういった企業が香港進出をする上で、重要な指南役となるのが、
各自治体の知事となるわけですが、そのトップ達の動きはというと、渡辺さんによれば、
活発にトップセールスや視察等が行われているようです。
そこには食品等の輸入規制も香港は比較的緩やか、また多くの富裕層の
購買意欲を高める上でも市場としてはかなり注目度の高い場所としての認識があるとのこと。
さて、栃木県の主なトピックはというと・・・
10月29日〜11月3日にかけて、プラザハリウッドという、ショッピングモールで
「とちぎのいいもの物産展 in 香港」が開催されます。
こちらの主な出展企業は、伝統工芸品の作り手や、県内食品企業が実演販売を
行うなどの形をとる予定です。
そういった、アクティブにチャレンジしていく上で、香港は非常に良いステージになります。
※画像はプラザハリウッド内部になります。