[放送内容]2023年4月6日
常設展示リニューアル!那珂川町なす風土記の丘資料館![]() 町文化財となっている土器や
駒形大塚古墳から出土した 「画文帯四獣鏡(がもんたいしじゅうきょう)」の展示も。 画文帯四獣鏡のレプリカは、両面が見やすいように 工夫した展示がされていますよ! 鏡面をよーく見ると、自分の顔が写るかも! : 新たな展示エリアのひとつが "古墳時代のムラ"と "奈良・平安時代のムラ"の文化の違いを 比較するコーナー。ここでは、器の底に注目! 古墳時代の住居は床がデコボコしていたうえに 食器は床に置いていたので、安定して置くために器は丸底。 ![]() 対して、奈良・平安時代になると
朝鮮半島から入ってきた食文化により、 お盆の上に器をのせて箸で食べるように・・・ 器の底も古墳時代より平たく変化していくそう。 底が分かりやすいように、 裏返しにして展示されているものもあります。 なお、置いてある土器は本物! 是非 間近でよーく観察してみてください。 ![]() また、別のコーナーでは墨書土器と呼ばれる、
土器の破片に墨で字が書いてあるものを展示しています。 ハッキリと読める字・・・書かれたのはなんと平安時代。 ![]() 中には、かつての役所「那須官衙遺跡」に関連した建物と思われる
「南曹司」と書かれたものも置かれています。 このように、館内には貴重な出土品や資料が いろいろ展示されています。 パネルに詳しい説明も書かれていますが 学芸員さんの手が空いていれば、直接 解説もOK! ご希望の方は来館時に受付でお願いしてみてください。 那珂川町の史跡巡りをする前後に立ち寄れば、 那須地域の歴史への理解がより深まりますよ。 *・゜・*:.。.*.。.:*・☆*・゜・*:.。.*.。.:*・☆ ★リニューアル記念!!★ ・4/27(木)まで、那珂川町民に限り入場無料! ・4/28(金)から、リニューアル記念展示 『道具あれこれ今昔(いまむかし)-調理道具の昔の姿-』スタート! 身近な道具の変遷について紹介します。 *・゜・*:.。.*.。.:*・☆*・゜・*:.。.*.。.:*・☆ 【那珂川町なす風土記の丘資料館】 住所:那珂川町小川3789 開館時間: 9:30~17時(最終入館は16:30) 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)・祝日の翌日(土日の場合は開館) 年末年始(12/29~1/3)・臨時休館日あり 料金:一般100円・学生50円(中学生以下は無料) ★那珂川町民は2023年4/27まで入館無料 お問い合わせ:0287-96-3366 ※歴史解説員養成講座や 縄文土器づくりなどの体験イベントも行っています。 ![]() |
その歴史を紹介し、貴重な品を展示したり
遺跡のガイダンス施設となっている「那珂川町なす風土記の丘資料館」が
開館以来初となる常設展示のリニューアルを行いました!
常設展示が変わるのは、なんと30年以上ぶり。
那珂川町郷土資料館(以前の馬頭郷土資料館)も同時にリニューアルされ、
展示品を移動するなどして
那珂川町なす風土記の丘資料館には、縄文~奈良・平安時代、
那珂川町郷土資料館には、中世~近現代 の資料が展示されるようになりました。
館内は電球をLED化して、隅々まで見やすくなっています。