[チャレンジing Photo]2017年5月30日
【阿久津左官店】さっちゃんは元々、介護の仕事をしていた。
しかし、昔から彼女には夢があった。 それは「家の壁を塗りたい」ということ。 つまりは「左官業」。 しかし、昔からそれは男の仕事・・・。 そう、勘違いしていた。 そんな中、インターネットで、ある左官店を見つける。 「女性大歓迎!」の文字! さっそく電話してみることに! すると、電話の向こうの男性は即答で、 「1回、うち来てみなよ」と! そう、その男性こそ、後にさっちゃんの師匠となる男、 阿久津左官店、社長の阿久津一志さん。 阿久津さんとの出会いでさっちゃんは左官職人への
スタートラインに立つことができた。 阿久津さんはこう語る! 「これからは左官も多様性が求められる時代、 どうしても女性の繊細さ、アイデアが必要になる。」 そして、こうも言う。 「左官という仕事は意外に知らない人が多い。 若い人にもっと知ってもらい、職人を増やしたい。」 その考えで、「左官道場」をつくった。 左官職人を志した若手が、練習を重ね、実践できる
システムが整っている。 ここで、日々若者は訓練し、阿久津さんのような
1人前の職人になっていく。 そして、そんな職人が1人でも多く誕生するように! それが社長の想いでもあるのだ! |
「木」を使って家を建てる職人を大工と呼ぶなら、
左官業は「土」を扱う職のこと。
誰しも1度は職人たちの仕事ぶりを目にしたことは
あるだろう!
では、女性職人が働いているのは見たことは?
どうしても、そういう仕事は男性の仕事!
と思われてしまう傾向がある。
しかし、那須塩原にある「阿久津左官店」では、
1人前の女性職人がいる。
渡辺さっちゃんだ!