[Let's農!~たんたんマスターへの道~]2011年11月2日
~土づくりセンター~![]() その堆肥はどのようにしてできるのか、 詳しく見せていただきました! お話を伺ったのは、土づくりセンター所長の矢野さんです。 野菜などの成長に必要である堆肥は、 3つの素材から作っているんだそうです。 まず、成分の割合的に最も大きいのが「牛糞」。 それから、高根沢町内から出た野菜などの「生ゴミ」。 そして、堆肥の水分を調整するための「もみ殻」。 この3つからできているのです! 今回は、その3つの素材を荷受けする倉庫と、 その素材を攪拌して発酵させる「発酵槽」という部屋、 そして出来上がった堆肥の置かれている部屋を 間近で見学させていただきました。 荷受けしている倉庫は牛糞・生ごみの匂いが混ざって 結構きつかったのですが、悪夢はそのあとでした。 それを発酵させる「発酵槽」という部屋は、 息を吸うたびに吐きそうになるほどの強烈な匂い。 発酵させているからか、部屋全体は霧に包まれていました。 部屋の中でコメントすることは非常に困難で、 矢野さんのナビゲートのおかげでなんとかなったようなものです。 もはや、「臭い!!!!!」なんてことすら言えず、 ただひたすら、『助けてくれ』という状況でした。 普段ならいらなくなるものを再利用して、 こうして肥やしを作り、野菜を育て、 また生ごみが出て、肥やしを作って… といったように、素材は循環しているんですね。 こういった循環型農業に目を向ける必要があると 矢野さんは私たちに教えてくれました。 このいい資材が、高根沢をより豊かに、元気にしていくのです。 ![]() |
おひさまと、水と、土に感謝しながら、
様々な農産物を作ってきた高根沢。――
そんな高根沢の農業の魅力を広く伝えるべく
パーソナリティ五十嵐愛が高根沢の農業と
その精神を熟知するたんたんマスターを目指し、
学び、挑戦するコーナー。
『Let's 農!~たんたんマスターへの道~』
今回、タンターン様に飛ばされてやってきたのは、
土づくりセンターという場所です!!
いい農産物をつくるには、いい土が必要。
いい土づくりをするには、よい肥やしが要りますよね。
土づくりセンターはその「堆肥」を作っているんです。