[Let's農!!~たんたんマスターへの道2~]2013年5月1日
~田んぼに水を張ろう!~![]() というわけで、高根沢4Hクラブ米農家の永井さんに
田んぼでの農作業を指導していただきました! 高根沢町のとある森の向こうがわに広がる、 永井さんの田んぼ地帯におじゃまして、経験値を積むぞ~! しかし、田植えをするには田んぼに水が入ってないし… 一体どんなことをするんだろうか!? ![]() なんと!今回は田植え機での田植えに必要な作業、
「田んぼの水張り作業」を指導していただきました~。 大事な作業ですよね~! 田んぼに水を張らなければ、お米の苗を植えられませんからね! さて、まず何をしたかというと、 田んぼの土手が崩れていないか、念入りにチェック。 土手が崩れていると、水が隣の田んぼに流れ出て…大変なことに…! そして、水を張る前にもう一つやるべきことがあります。 田んぼはあらかじめ、土台作りのためにトラクターでうなるのですが ![]() トラクターでは手が届かない田んぼの端のほうは、
田んぼの土が盛り上がってしまうんです! つまり、このまま水を張ると、その部分に水がしっかり張れないのです。 田んぼの隅々まで水をまんべんなく行き渡らせるには、 そういった部分を極力なくすように手作業して行かねばなりません。 というわけで、水を張る前にその2つのポイントを押さえて、 田んぼへ水を流す準備は万端!! 実際、高根沢の田んぼにどのようにして水を張るのか、皆さんご存知? まあ、そんなに複雑ではないのですが、結構綿密なんです。 まず、田んぼの横に流れる用水路から水が流れてくるようになるのが 4月末から5月頭のこの時期。農家はしっかり計画を立てて 田んぼの準備日程と、田植えをする日程をきちんと決めなければなりません。 なので、みんな大体同じ時期に田植えまで済ませてしまう。 5月中ごろまでには、ほぼお米の苗が田んぼに植えられるのです。 そんなこんなで、農家はゴールデンウィークどころじゃないわけです。 さて、そんなお米作りの作業の一環、 私も田んぼに水を張るぞー! 用水路から田んぼに流すためには、用水路内側にある 田んぼへの“水門”を開けばOK!! 永井さん曰く、最初は全開でとの事。 水門を開くと、ドバァアアアアアアアアアアアアアア! ものすごい勢いで水が流れ出ていきました~! あっという間に水が広がります。 でも、これだけの広さの田んぼに水が行き渡るには、 なんと2日間ほどかかるとの事でしたので・・・・ ![]() 2日後に見る来てみました~!! 恐るべき絶景!…恐るべき…??? 高根沢の豊かな田園風景が目の前に広がりました。 昔ながらに、おひさまと水と土に感謝しながら 様々な農産物を作ってきた高根沢。 水田がまるで、大地の鏡のようです…。 そこには、美しい青空が広がっていたのでした。 ![]() |
おひさまと、水と、土に感謝しながら
様々な農産物を作ってきた高根沢。
そんな高根沢の農業の魅力を広く伝え、
たんたんマスター見習いとなった
「いつみん」五十嵐愛が、更なる高みを目指し、
日々学び、挑戦、活躍するコーナー。
『Let's 農!!~たんたんマスターへの道2~』
ゴールデンウィークに入り、すっかり暖かい気候に。
農家にはやるべきことがあります!
それは……田植え作業でございます。