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レコレール 13:30~13:55
2025/12/18 13:30/サンタズ・カミング・フォー・アス/シーア
音や声を表す 擬音語・擬声語、
モノやコトの様子を表す 擬態語 のことです。
日本語にも たくさんの オノマトペがありますが、
小さいお子さんと お話しをする時には、
そんなオノマトペを積極的に 取り入れるようにすると、
お子さんの言葉の発達に 役立つことが、
たくさんあるのだそうです!
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どう役立つのか? と言うと…
例えば、オノマトペは『言葉の“聞き取り”』に役立ちます。
「ゴクゴク」「どんどん」「ふわふわ」
…といった オノマトペは、リズミカルで
音のくり返しが 使われることが多く、
注意を 惹きつけたり・印象に残りやすいですよね♪
なので、オノマトペを使うと、小さい子でも
文脈の中から単語を切り出し・聞き取る、
ということが しやすくなります。
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また、『言葉を理解する』のにも 役立ちます。
言葉の発達過程にいる 子ども達は、
常に自分の知っている言葉と・知らない言葉の両方を
聞いていますが、その中で、例えば
「雨が ザーザー 降っている」と 聞いた時、
「降っている」という言葉を まだ知らなかったとしても
「雨」という単語と、「ザーザー」が 分かれば、
お子さんは そこから 推測して「降っている」の意味が
掴めるかも知れません。
ただ「雨が降っている」と言うよりも、
「雨が ザーザー降っている」のように
オノマトペを足して使ってあげると、
言葉の理解が 進むチャンスが、生まれていきます。
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そして、オノマトペは『おしゃべりを増やす』のに役立ちます。
「ポンポン」「ガリガリ」「ぺたぺた」のように
同じ音が繰り返されるオノマトペは、
お喋りがまだおぼつかないお子さんでも発しやすいという
特徴があります。実際のモノや様子を目の前にしながら、
たくさんのオノマトペを口に出してみると、
お喋りを増やす 練習になります。
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さらに、オノマトペは
『動作の言葉(動詞)の 習得』にも 役立ちます。
こどもは、モノの名前(名詞)より
動きを表す言葉(動詞)のほうが
覚えにくいと言われているんですが…、
例えば、「歩く」と「走る」の違いが分かりづらいと
感じる子でも、「のろのろ歩く」「タッタカ走る」のように
オノマトペが組み合わさると、動詞の習得・使い分けの
助けになることが あります!
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…こうして見てみると、
ことば・言語の習得って奥深いな~と思いますが
オノマトペが こんなに 重要な役割を果たしているとは、
発見ですよね!
様々な見た目やイメージを 豊富に含むオノマトペの数々。
ぜひ 小さなお子さんとお話する時には、
たくさん使ってみてください♪