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2025年7月3日

『子どもに気持ちを伝えよう、I(アイ)メッセージ♪』

…例えば お子さんが、何度言っても、
してはいけないことを 繰り返してしまうような時…、
パパママは イライラが募ってしまうこと、ありますよね!!
では 一体どうしたら お子さんに、
こちらの言うことを 分かってもらえるのか…、
きょうは そのヒントを、ちょっとだけ 探ってみたいと思います。

子育て中、お子さんを叱る時に
よく言ってしまうセリフの中には
「もぉー、何度言っらた分かるの!」とか
「なんで そんな危ないコトするの!?」…などがありますが
こうした言葉から、お子さんがどんな事を感じ取るかというと…、
「自分が責められている」という感覚。。。
すると、お子さんは、その“責められている”という状況から
自分のココロを守ろうとして、反抗的になったり、いじけたり…。
すると、さらに問題がこじれて、お互いに
イヤな思いをすることになってしまう、というワケなんですね~。

では このような状況を避けるためには
どうしたら良いのか…、そこで試してみたいのが、
「YOU(ユー)メッセージ」から「I(アイ)メッセージ」への変換です。


「YOUメッセージ」というのは、主語が「あなた」の声掛け、
対して、「Iメッセージ」は 主語が「私」の 声掛けのことを言います。
先ほどの例でいうと…「何度言っらた分かるの!」の場合、
「(あなたは)何度言ったら分かるの」という意味なので、
主語は あなた(=お子さん)になりますね。

では、このメッセージの主語を、
「あなた(お子さん)」から「私(=ママやパパ)」に
変換すると、例えば こうなります…
「○○ちゃんに分かってもらえないと、
(ママは/パパは)悲しいな」。
同じように、「なんで そんな危ないコトするの!?」の場合も
「危ないことをすると、(ママは/パパは)心配だよ。」
…などと言い換えることができます。
ずいぶん 印象が変わりますよね?

そもそも、ママ・パパが お子さんに注意をする(叱る)時、
本当に伝えたかった気持ちは、“伝わらないことの寂しさ”や
“子どものことを大切に思い・心配する気持ち”のハズ。
そこで、主語を「私」にする 「Iメッセージ」に変換すると、
そんな“パパママの本当の気持ち”が
言葉として前面に出てくるようになるので、
お子さんは それを受け取りやすく、さらには、
「ママに/パパに イヤな思いをさせないようにしよう」と
努力する気持ちが 芽生えやすくなるのだそうです!

きょうは 簡単な例で お話ししましたが、
この「Iメッセージ」は、大人同士のコミュニケーションでも
応用が利くという、じつは 奥が深~いものです。
…「イライラした時に そんな余裕あるかな?」と
思うかも知れませんが、何かを伝えたい時には、
そのおおもとにある“自分の気持ち”に意識を向けながら
少しずつ、試してみてはいかがでしょうか。
 

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