[エール放送後記]2020年4月13日
【ギャラリーなすのら】ここで、造形作家の小林基樹さんにお話伺った。 ギャラリーには思わず「アッ」と驚くような 作品がズラリと並んでいる。 人も物も、命には限りがある。 しかし「物」には朽ちる前に新たな「命」を 吹き込むことができる。 小林さんは、そんな朽ち果てそうな金属や木に加工を施し、 生き生きとした作品に蘇らせている。 長年生きてきた「物」と「物」だからこそ、 合わさると「ストーリー」が生まれてくる。 小林さんの作品には、作品の声が聞こえてくるような気がした。 それにしても、小林さんが手掛けた作品のクオリティがすごい! 落ちていた金属でつくったアメリカの星条旗なんて、 すごい迫力。 一方で、銅像かのように見えたプラスチックの人物像は 緻密に描かれていて見分けがつかないほど。 小林さんと話していて感じたことは、 朽ちることは悪いことではなく、どう朽ちていくか! それが大切なんだなとかんじた。 |
だからこそ、今を大切に生きていきたい。
今回、僕らが足を運んだのは、
那須塩原は下永田エリアにある「ギャラリーなすのら」。