[今週のインタビュー]2014年1月14日
世界展開を目指す株式会社 谷八!海外進出にあたり色々な問題があった中での一番のご苦労を伺いました。
すると「人の問題が一番のネック」とのこと。 それは、従業員になった人が3か月間一生懸命働いた後、失踪されたり、 気が付いたらレシピを盗難にあっていたり、大変な思いをしたそうです。 しかし、谷八のお菓子というものはレシピと冷凍技術があって完成するので、 谷八の商品を完全にコピーすることは他社には出来なかったとのことでした。 労働問題では谷八さん独自の工夫をしていて、催し物が好きな台湾人に対して、 誕生日プレゼントを一人一人に贈るそうです。台湾に進出して2年経ち、 人との繋がりを大切にしている現在では、従業員も安定していると話されていました。 谷八さんの、今後の展望について伺うと、独自ブランド「ブランネージュ」という、 スイーツを、多くの方に食べていただきたいと。そして、台湾を輸出拠点とし、 アジア県内、東アジア、全世界に展開していきたいとの事でした。 |
今回は台湾に進出してからの苦労話や、事業展開などについてお聞きしました。
谷八は2年半前、冷凍の自社商品を台湾の色々なデパート・スーパーに持ち込み、
バイヤーの方々に試食してもらい反応を聞いたそうです。すると、皆さん口を揃えて
「これは商売になる」と言うことで、海外展開するための見積もりも出したそうです。
しかし、原価を抑えても消費者価格には合わない状況でした。
その理由は、台湾の販売価格は日本の3分の1だった為です。
この時、谷津社長は現地に工場を作るか、又は海外での商売を諦めるか、
究極の二択になったそうです。
谷八さんは以前栃木県主催の展示会で、香港、台湾に商品を出展した経験があり、
そこでの反応が良かったので台湾に工場を設立することを選びました。