[エール放送後記]2020年8月17日
【長唄】これまで何度も訪れている場所だが、
今回は「長唄」をクローズアップ。 お話を伺ったのは、湯守田中屋の長男である田中秀忠さんと、 那須長唄風花会 代表の小林奈美さん。 東京芸術大学の音楽学部出身の 2人のお仕事は日本の伝統文化「長唄」。 そもそも長唄とは、今から三百年以上前に歌舞伎の音楽として成立し、
主に江戸で発展してきた三味線音楽。 十九世紀に入ると、歌舞伎から独立し、 純粋に音楽としても作曲・演奏されるようになった。 秀忠さんは、その長唄の三味線方、 小林さんは唄方として活動。 長唄と聞くと、難しい音楽。 というイメージでしたが、今回披露してくれた曲を含め、 子供達でも理解でき、楽しめる曲もたくさんあることに驚いた。 鳥のさえずり、川のせせらぎ、 コンコンと湧き続けるお湯。 那須塩原らしいそれらの「音」と、 長唄の雰囲気が、すごく合う。 心地よい時間を過ごすことができた。 |
そりゃ、最高に決まっている。
今回僕らが足を運んだのは、
塩原温泉郷の玄関口ともいえるお宿「湯守田中屋」。