[エール放送後記]2020年11月30日
【那須看護専門学校】新型コロナウイルス感染症の影響で、
医療の現場も大変な状況下、 そんな患者さんを1人でも多く助けたい、 援助したいという想いで皆さん、 日々勉強している。 お話を伺った場所は実習室で、 現場さながらのベッドや器具がズラリと並んでいた。 実際に人間と同じサイズ、重さで作られた人形にも 触れさせていただいたが、凄く重い・・・。 これが本当の人間だったらと思うと、 起き上がらせる作業1つとっても、より重みを感じる。 高校を卒業してすぐに専門学校に入学し、看護師を目指す学生、
もともとは別の仕事をしていたが、夢を諦めきれずに入学した学生、 目指す理由は様々。 産科で命の誕生の手助けをしたい学生、 終末期で人生の最後を見届けたい学生、 目指す場所も様々。 今回たくさんの学生にお話を伺いましたが、
その想いをひしひしと感じることができた。 彼女たちが1年後、大きな翼を羽ばたかせ、
「優しさ」のある看護師として活躍する姿が楽しみで仕方ない! |
2020年11月23日
【大賀農園】何食べても美味しかった、ごちそうさまでした。
今回僕らが足を運んだのは、 那須塩原は二区町にある「大賀農園」。 ご主人の大賀政彦さん、奥様の由紀子さん、 娘さんの香代子さんにお話伺った。 これまで、何年もこの番組をお届けし、
いろんなものを食べさせていただいたが、 こんなにたくさんの料理を食べさせていただいたのは初めて! というぐらい、ふるまっていただいた。 そう、この時期旬の「さといも」。 野菜類は主に奥様の由紀子さんが担当していて、 実際に里芋が植わっている畑で芋掘りを体験。 まさか、地中の里いもからあんなに大きな茎や葉が 飛び出してるなんて想像もしていなかった。 大賀家では2種類の里いもを生産していて、
ざっくりと言うと「ほくほく」の品種と 「ねっとり」した品種。里芋好きの眞善からしたら、 その両方が味わえるのは贅沢の極み。 今日お届けした料理以外にも、サラダや煮物、胡麻和え、 そしておにぎりと、お腹いっぱい。 ごちそうさまでした。 ここ最近、この番組でも農家の方々への取材が多いが、
どの農家さんも共通しておっしゃるのが 「自然相手だからこそ、農業は大変。天候ばかりはどうしようもないからね~」と。 そんな天候にも打ち勝った野菜だからこそ、 美味しいんでしょうね~。 この冬、サトイモを使った美味しい料理で食卓を賑やかに、 そして華やかに過ごしてみてはいかがだろう。 |
2020年11月16日
【ポポラス植物店】今回僕らが足を運んだのは、
那須塩原は上厚崎エリアにある「ポポラス植物店」。 店主の奥野宏実さんにお話伺った。 植物・お花・雑貨、幅広い大好きなものを 手掛けたいという想いで「植物店」とつけた名前の通り、 植物はもちろん、こだわりぬいたジョウロやホース、 お気に入りの作家さんがデザインした 雑貨など、オシャレで可愛いアイテムがズラリと並んでいる。 ご実家が生花店を経営されていることで、
小さい頃からお花が身近にあった奥野さんだが、 東京での修行、そして実家での経験を活かし、 今年3月に「ポポラス植物店」をオープン。 3月と言えば、まさに新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、 世界が落ち込んでいた時期。 しかし、奥野さんの情熱は熱く燃えていた。 コロナに負けず、植物と共に生き抜くと! その想いは届き、家族連れやご近所のお客さんが遊びに来るように・・・。 不思議なもので、植物に囲まれていると 自然と気持ちも明るく、元気になる。 そして、それらを「生き物」として向き合うことができるのが、
この「ポポラス」。 商品が売れることを喜びつつ、 少し悲しい気持ちになると話していた。 まさに「嫁入り」という表現がぴったりなお店であり、 宏実さん。 この冬、新たに家族の一員としてお気に入りの 「植物」を迎え入れてみてはいかがだろうか。 |
2020年11月9日
【赤川農園】毎年、この場所に来るたびに、冬の訪れを実感する。
「もう、レンコンの季節か・・・」と。 今回僕らが足を運んだのは、那須塩原は鹿野崎エリアにある赤川農園、 そして、青木エリアにある道の駅「明治の森黒磯」。 ここで、レンコン農家であり、 農産物直売所の会長に就任した赤川幸一さんにお話を伺った。 赤川さんと言えば、言わずと知れたレンコン農家で、
毎年この時期になると、水が張った、 凍てつく畑に身1つ飛び込んで、レンコンを収穫している。 以前、取材した際に収穫の様子を見させていただいたが、 胸まで水に浸かりながら、片手にホース、 もう片手でレンコンをキャッチ。 まさに命がけの仕事だなと感動した! とはいえ、旬の時期は真冬。 それも県北の真冬、寒いというより、痛い。 そんな中、消費者の嬉しい言葉を原動力に、 もう15年もレンコンを生産している。 そんな赤川さんが、今回「明治の森黒磯」農産物直売所の会長に就任。 これまで自分の『レンコン』しか考える必要がなかったものが、 全体を把握しなければならない。 これは、大変だし、責任も重大。 しかし、そこは赤川さんの人柄。 道の駅スタッフ、生産者、そして消費者、 そのすべてを笑顔に、楽しくまとめ上げている。 今後の赤川農園、そして産直の盛り上がりに期待大! |
2020年11月2日
【市村農園】今回僕らが足を運んだのは、
那須塩原は塩原温泉郷のさらに奥に上がると広がる「市村農園」。 そこで、市村農園の代表市村一則さん、奥様のさやかさん、 そして、ご長男の魁土さんにお話を伺った。 魁土さんは、大学に入学するも、
「新型コロナウイルス感染症」の影響で勉強・部活が 思うようにできない状況。 そこで一時、帰省。両親の畑を手伝う中で、 小さい頃から当たり前にあった農業の見方に変化が。 「よし!この農園を継ごう!守ろう!」と決心。 大学を辞めて帰ってきた。 なんと魁土さん、今日31日がお誕生日! おめでとうございます。 ほうれん草の袋詰めも、ベテランスタッフに比べたら 当然時間もかかるし、経験もまだまだ。 でも、19歳の青年が大農家の後を継ぐって、 そう簡単に覚悟を決められるものではない。 村さんと最初に出会ったのは何年前だろうか・・・。
もう5年以上前のこと。 当時は「市村さん=大根」というほど、大量の大根を生産していた。 それから、害獣対策の「狩猟」についても伺い、 農園を管理するためのドローン取材も。 そして今回、魁土さんが加わり、
大根からほうれん草にシフトする話まで。 毎年「変わらず」美味しく食べている大根も、 ほうれん草も、生産側は様々な「変化」に対応して作ってくれている。 那須塩原が誇る仕事、農園だと実感した。 |
那須塩原は前弥六にある「那須看護専門学校」。
ここで、看護の道を目指す学生、2年生のうち15名、
そして学校長の屋代隆さんにお話伺った。