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Otona no Radio Alexandria 12:00~12:49
2025/5/1 12:07/Desperado/ダイアナ・クラール
お子さんの肌も、カサカサしたり 痒みが出たり…、
肌トラブルが 現れやすい季節です。
そこで 今日は、冬の肌トラブルを予防するケアについて
お話ししてみたいと思います。
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おうちでできる 基本的な 肌のケアは、
お風呂に入ったあとなどに、
保湿剤(ボディクリームなど)を塗って
“肌のバリア機能”を保つことです。
保湿をしなくても、自分の毛穴から出る
「皮脂」によってバリアが保てていれば 問題ありませんが、
お子さんの肌の状態を よく観察して、カサカサが気になる
時には、保湿剤のチカラを 借りるようにしましょう。
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そして、お風呂で体を洗う時、肌を守っている「皮脂」を
落とし過ぎないことも、ポイントです。
石けんやボディソープの量を夏よりも少なくしたり、
ゴシゴシこすらず、刺激の少ないタオルやスポンジで
やさしく 撫でるように 洗いましょう。
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また、乾燥しやすかったり・肌が荒れやすい子の場合、
衣類は、やわらかな「綿素材」がオススメです。
“あったか素材”の 冬物の衣類には、
化学繊維を使用したものが多くありますが、
化学繊維は 静電気が起きやすく、その刺激が肌荒れや
かゆみに つながることがあります。なので、
肌着など、とくに直接 肌に触れる衣類は、
できるだけ「綿素材」を選びましょう。
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そして、かゆみがひどくなって 掻きこわしたり
炎症が起きたりするようなら…、がまんせずに、
皮膚科を受診して、おくすりを 処方してもらいましょう。
肌のタイプには 個人差がありますから、
お医者さんに診てもらうと、その子に合ったアドバイスが
もらえると思います。
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ちなみに…、寒さ・乾燥による 肌トラブル加えて、
年明け、1月下旬頃から 気にしたいのは「花粉皮膚炎」です。
これは その名の通り、アレルゲンとなる「スギ花粉」が
肌に触れることで起こる 皮膚炎ですが、
花粉症の 鼻水やくしゃみといった症状が 無い人でも、
顔や首など、皮膚にだけ 症状が出ることがあります。
花粉の時期に 肌荒れが見られたら、外から帰った時に
顔を洗う など工夫して、ひどい時には やはり、
お医者さんに 相談するようにしたいですね。
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…“こどもの肌”と聞くと
つるつるスベスベ♪の イメージもありますが
実は、肌を守っている「皮脂」の量は、
生後2~3か月を過ぎた頃から減り始め、意外にも、
1歳~5・6歳頃までは、とくに 皮脂の分泌が 少なく、
肌のバリア機能が 不安定な 時期なのだそうです。
保湿が必要か・そうじゃないか? を、こまめにチェックして
寒さに負けない肌を目指しながら、元気に過ごしていきましょう!