ワタナベ隊員の調査ファイル
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渡辺 裕介
渡辺 裕介
2009年7月27日  0:00
隊長! 城を建てましょう。
映画「築城せよ!」が土曜日から宇都宮ヒカリ座で公開になりました。
先週、B★BOXにも主演女優の海老瀬はなさんが来て、映画の話をしてくれましたよね。
初日には舞台挨拶もある、ということで・・・
行ってきました! ヒカリ座。
見てきました! 『築城せよ!』
また会ってきました! はなさん。

過疎化に悩む田舎の町。
そこで過去の城を再建し、観光客を呼ぼうと奮起する住民グループ。一方で、その場所に工場を建てて、税収と雇用とを図る町役場。
そんな渦中の城で、突然、戦国時代の武将の霊が蘇る。
その霊は、部下の謀反により、城の完成を見られずに死した殿の霊。
どうにかして、自分の城を立てたい。しかし、資材が無い。時間も無い。
そこで出会ったのが、生と死を繰り返す「輪廻転生の紙」=段ボール。
果たして段ボールで城は完成するのか???? という物語。


驚いた! 想像以上の面白さ!
脚本、俳優、スタッフ、地元エキストラ、すべてが【頑張って・丁寧に・魅力的に】からみあった素晴らしい映画でした。
今年見た映画作品のベスト3に入ります!
特に主演をつとめた歌舞伎俳優、片岡愛之助さんの演技は光っていました。
「この人でなければ、この映画は完成しなかった」と言えるほど。  (つづく)


2009年7月27日  0:00
隊長! こちらのプロデューサー様なら存じております!
(『築城せよ!』の続きです)
実は、今回の映画『築城せよ!』のプロデューサー、益田祐美子さんと6年前に会ってインタビューしたことがありまして、その時の印象が非常に強く残っています。

もとは、イランの絨毯(じゅうたん)の魅力に惹かれ、映画を作ろうと決心した主婦。
映画製作の世界をまったく知らないシロウトだったのに、試行錯誤と体当たりで資金集めをクリアし、監督を探し、ついには映画を完成させた、いわば偉人的存在。


彼女の著書『私、映画のために1億5千万円集めました。―右手にロマン、左手にソロバン! 主婦の映画製作物語』もバッチリ読みましたし。

知的で、情熱的で、マジメで、でも素朴な雰囲気で・・・実に魅力的な方でした。
2003年の彼女のプロデュース作『風の絨毯(じゅうたん)』も名作だったので、今回の『築城せよ!』もマチガイナイ!!!と思って見に行って・・・やっぱりマチガイナカッタ。

さまざまな喜怒哀楽が織り込まれ、見終わった後のすがすがしい後味。
ホントにオススメです。
こういった映画にこそ、「名誉ある賞」に輝いてほしい!

とりあえずヒカリ座で上映中の『築城せよ!』を見よ!


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