ワタナベ隊員の調査ファイル
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渡辺 裕介
渡辺 裕介
2007年1月20日  0:00
①世界的に話題のドキュメンタリー映画
東京では昨年の11月から公開されていたドキュメント映画
「めぐみ~引き裂かれた家族の30年~」(原題:ABDUCTION-拉致-
MEGUMI YOKOTA STORY)を金曜日に観てきました。
先週末から宇都宮の映画館テアトル宇都宮で公開が始まっているのです。

ドキュメント映画なので役者がいるわけではなく、過去のTV映像や写真、
被害家族へのインタビューなどで構成されている90分の作品。
30年にわたる「拉致の歴史」と「被害者家族の戦いの歴史」が
リアルに綴られています。

正直言って映画館に行くのにちょっと戸惑いもありました。
「ハッピーエンドにはならないこと」が分かっているからです。
でも今日、一歩踏み出してみました。

この映画の監督や製作スタッフは外国人。日本人で無いからこそフラットな視点で描けたのかもしれません。。。
しかし、それでも浮き出る”拉致の残酷さ”・・・

何も悪いことをしていない”普通のひと”が突然さらわれ、知らない国に連れて行かれ、軍事要素に利用される・・・
本当にひどい話です。しかも、これが現実の話だから恐ろしい。

作品を観ている90分間が長く、とても長く感じられました。
家族を突然奪われた被害者家族の方にとっては、とてつもなく長い時間だったことでしょう。
ドキュメント映画というと「TVの2時間スペシャル」と同じような印象を持つ方もいるかもしれません。
これまでも拉致の特集はありました。
でも、これは違うんです。
昨日の分の記載と重複しますが、この作品、”日本人として”ぜひ観てください。

※テアトル宇都宮には映画を観た人の「感想」も掲示されていました。いろいろ考えさせられます。

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