体を洗おうと思ったら、かた～い何かが
体に当たる･･･。。。

おや？！と思ってよく見たら、ちぎれた洗濯バサミが
ガシっとボディータオルをくわえていた。

先の取れてしまった洗濯バサミは

残酷なほどに、しっかりと布をはさんだまま

ひっぱってもビクともしない。

本来あるはずの、つまむ先端が無いために
手の施しようがないのである。

呆然。

絶望。

ほんの少しパーツがないだけで、
全く役に立たなくなってしまう。

自分のバネで、自分を締め付け、二度と開かない
パワーを発揮。

お風呂の中で、笑いと空しさの両方を
感じながら、一向に取れないソレをつけたまま

固い部分が当たらないように、工夫しながら
何とか体を洗いました。

こんな小さなものが付いているだけで
驚くほど、とっても不便でしたが。

シュールな笑いに包まれて、ちょっと
幸せなハプニングでした。