ワタナベ隊員の調査ファイル
プロフィール
渡辺 裕介
渡辺 裕介
2013年2月26日  21:21
隊長! バックス戦士がひとり、去りました。
今日のB★BOX「激勝スポーツ」で迎えたゲストは
栃木日光アイスバックスのFW、瀬高哲雄選手。

いまでこそ、海外でプレーする選手も少なくありませんが、
国内チームから韓国チームに移籍した選手の第1号でもあります。

先日、霧降で引退セレモニーもあり、惜しまれつつの引退となりました。

「選手」としてスタジオに迎えるのもラストとなると、
ちょっと感慨深いものでした。
拡大画像
バックスの苦しい時代を背負ってくれていた選手。

「引退」の2文字には寂しさがありますが、今後とも
アイスホッケーの普及、国内レベルの向上のために頑張ってくれるそうです。

新天地でも頑張って欲しい!

そうそう、霧降での引退会見も感動的だったんです。

<瀬高選手 引退セレモニーでの言葉>
(2013/02/24 霧降)

3年前の1月、試合終了後、僕は募金箱をもって、この霧降のリンクの入口に立っていました。
当時、チームの経営状況は非常に厳しく、残りのシーズンを運営する資金がつきたため、ファンの皆様に頭を下げ、募金を募りました。

日光を始め、全国各地から集まった募金は450万円。
なかには自分のお年玉を入れてくれたお子さんもいたそうです。
僕はこの時、このチームの偉大さとアイスバックス選手としての思いを
胸に刻みました。

僕には夢があります。
10年後、20年後、いまここにいる子どもたちが
このアイスバックスのユニフォームを着て、リンクに立っていてほしい。
そして、その姿を観客席から応援していたい。

アイスバックスを含め、いまの日本のアイスホッケー界は
非常に厳しい状況に置かれています。
子供たちの未来のために、今後は日本のアイスホッケー界の発展と普及に
全力で努めてまいります。

最後に
毎試合、熱く熱く応援していただいたファンの皆さん
ケガの少ない丈夫な体に産んでくれた両親、
日々、暖かいサポートをしてくれた妻、
そして、喜怒哀楽を共にしたチームメイトに心より感謝いたします。

本当にありがとうございました。


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