ファーストフード店に入って、メニューをジーっと見つめて、何にしようか迷っていたら、店員さんが、レジに近づいてきた気配。何も言わなかったので、頼んでいいのかなぁ…と思いながら、

と「えっと…これを一つと…」

と言ったら

店「あぃっ！」

と、甲高い、ギャルのような不思議な返事。

ビックリして顔を上げると、黒髪の、まじめそうな若い女性でした。

さっきの何だったんだろう…と思いながら胸元のネームプレートを何気なく見たら、「ら」って書いてあった。

「ら」さんだった。

外国の方みたいだけど、カタコトながら、一生懸命働く姿に応援したくなりました。

「ら」ってどこの方なんでしょうね。

私もオーストラリアではお寿司屋さんと、お土産屋さんでアルバイトをした事があるんです。もちろん、日本人も来ますけど、外国人をお相手に…。何とかお相手しているような感じでした。その時の事を思い出して、懐かしくなりました。日本でも、完璧でない日本語でも、一生懸命、頑張っている人が沢山いますよね。